第17回 ページ20
A「これって…」
ついていたのは、小さな星の金バッチ。
この学園での生活基準となる星階級を表すもの。
あたしのこれは幹部生を表しているものだった。
でも、それだけじゃない。
秀「Aのものだよ」
そう、これはあたしのもの。
今この瞬間からじゃなくて、以前学園にいた時から。
A「持っててくれてたの?」
あたしは学園を出ていく時、秀兄にこれを渡していた。
秀「約束、したからね」
約束。
A『いつか必ず学園に戻ってくるから。これは秀兄に貸してあげる!』
秀『僕、もう幹部生なんだけど』
A『いいのいいの!』
秀『わかったよ。その代わり、必ず戻ってきて』
A『うん!約束!!』
覚えててくれたんだ。
今でも鮮明に思い出せるあの頃の記憶。
A「ありがとう!!秀兄!」
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一花(プロフ) - はのんさん» ありがとうございます!完結できるように頑張りたいです! (2018年7月30日 21時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
はのん - とっても面白いです。早く続きみたいです。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: e7dd1b3147 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 梨衣さん» ありがとうございます!更新遅いですがこの先も読んでいただけたら嬉しいです! (2018年4月29日 19時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
梨衣(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 420c56ea6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一花 | 作成日時:2017年9月17日 19時