8話『狐と優しい雨』(下) ページ31
ミカ「2人が仲良くなるように祈ってた!」
レイ「…なんだよ…」
ミカ「だって、レイくんなら誰でも仲良くなれるでしょー?リトくんの時もそうだったじゃん!」
レイ「それは同性同士だったし!色々共通点があったからだ!」
コハクは2人の会話を聞いて笑っている。
レイ「コハク…そんなに面白いか??」
コハク「はい…とても面白くて楽しいです…笑」
ミカ「ハクちゃんも今後いじっていくからねー!」
コハク「えっ!?私ですか!?」
ミカ「うん!容赦しないよー!」
コハク「あわわっ、や、やめてくださいっ…!」
リト「これは一段と賑やかになったねー…!レイくん、さすがだね」
レイ「…俺は何もしてないんだけどな…」
リト「…ミカちゃんが女の子の友達連れてるの初めて見たかも」
レイ「…そうなのか?俺知り合ったばっかだからミカの知り合いとかそういや見てないかも」
リト「でしょ?僕も今までいたけどレイくんぐらいしか…」
レイ「…まあ、この話は良しとして」
レイは少し声を大きく出す。
レイ「今日はコハクがチームに仮決定だ。でも、ほぼ決定に近い」
ミカ「かりけってい…?」
レイ「明日、皆でナワバリ行こうか」
ミカ「いいね!賛成!」
リト「楽しそう!」
コハク「…ありがとうございます…!」
レイ「じゃあ、とりあえず今日は夕飯食って寝るか」
ミカ「はーい!」
今日でコハクの心は開いた。その原因はレイ本人は気付いてないが、レイに対する気持ちに変化があったからだといえる…
今夜も綺麗な三日月が3人を見守っている__
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作者名:こっこ@amuse | 作成日時:2019年6月17日 7時