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小竜の言葉に合わせて、ヘンリエッタさんも歓迎の答えを返す。
この場合には返さざるを得ない。
それはそうだ。
〈
だが、同時にヘンリエッタさんはマリ姉の様子も気になっている様子。
マリ姉はヘンリエッタさんがこの部屋に入ってきてから、どこか張り詰めた表情を崩していない。
もちろん、表面上は友好的に振る舞っているし、その心遣いや優しさが陰るなどとヘンリエッタさんは微塵も疑っては居ないだろう。
もう長い付き合いの親友だと聞く。
マリ姉がシロエを嫌うなんて事があり得ないのは十分に承知している。
だが、それではマリ姉の表情の重さは何なのか?
マリ姉は私達が何を願うか知っている?
いや…そんな事はない。
私達の目的は…シロエが言葉を発しないと始まらない。
シロエはヘンリエッタさんと小竜の歓迎の言葉に微笑むでもなく、眼鏡を指先ですり上げるとまっすぐに目的を切り出した。
全く…少しは歓迎を受けなさいよ。
シロエ「知り合いの子二人がとあるギルドに――拘留中というか、所属させられています。
その2人を助けたいと思います。」
シロエの言葉に小竜は頷いた。
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2019/10/29
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豆乳ココア(プロフ) - レナナミル♪さん» 読んで頂きありがとうございます。私もログホライズンが好きでアニメも何度も見返す程です。更新も頑張ります! (2019年10月29日 9時) (レス) id: 4ab63936da (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 初めまして!私ログ・ホライズンが好きなのですが最近更新してるのがこの、孤独なサモナーだけでよく見てます!ちなみに私はソウジロウ推しでこの夢小説でも沢山出てきてくれたら嬉しいって思ってます!長くなってしまいましたがこれからも応援してます! (2019年10月29日 4時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年10月28日 0時