Log305 シロエside ページ39
シロエ「マリ姐は、商材の仕入れを。」
マリエール「判った。
えっと、うち数字のことは苦手なんやけど……。」
ヘンリエッタ「大筋合意をまとめてくだされば、条件面での説明は私が同行しますわ。
……というか、わたしの方の交渉と、商材の交渉は連結して行ないましょう。
その方が手間を省けます。」
マリ姐を励ますヘンリエッタさんに、僕は安堵する。
ヘンリエッタさんは僕達が考えていたよりずっと有能だった。
今までの付き合いや、彼女の言葉の端々から切れるという印象は持っていたが、ここまで出来るとは予想外だった。
器量は大きいけれど、どこか抜けているマリ姐には、ヘンリエッタさんや小竜のような仲間がきっと必要なのだろう。
今も特別任務で街の闇をかけているアカツキや、昼間の狩りの疲れもあるだろうに倉庫整理を買って出た直継、そして明日販売するクレセントバーガーの下ごしらえを続けている班長の事を思い出す。
みんな、期待していたとおり、それ以上に任務を全うしているもんな。
これで無様に負けたら、その責任は全部僕にあるとしか云えないな……。
それにAだってこれからの事を考えて自分の出きることをしてくれている。
マリエール「どしたん?
シロ坊。」
シロエ「何でもないです。」
自分は彼らに相応しい仲間なのか。
そんな思惟が脳裏をかすめていた。
★☆★
2019/11/04
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豆乳ココア(プロフ) - レナナミル♪さん» 読んで頂きありがとうございます。私もログホライズンが好きでアニメも何度も見返す程です。更新も頑張ります! (2019年10月29日 9時) (レス) id: 4ab63936da (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 初めまして!私ログ・ホライズンが好きなのですが最近更新してるのがこの、孤独なサモナーだけでよく見てます!ちなみに私はソウジロウ推しでこの夢小説でも沢山出てきてくれたら嬉しいって思ってます!長くなってしまいましたがこれからも応援してます! (2019年10月29日 4時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年10月28日 0時