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Log88 ページ40
戦闘を避けたい人間は避けるべきだ。
平和を愛するならば他人を害するべきではない。
しかし、自分から他人を害したとなれば。
それは「やられても仕方がない」連中なのだ。
にゃん太「食い散らかす。」
班長はそう言った。
いつもの穏やかな日だまりの笑顔が崩れ、にやりと笑った口元には猫族の牙が見えた。
それと同じ牙をシロエは心の中に秘めている。
剣にて人を傷つけるものは自らも剣にて失う覚悟をすべきだと、シロエの無意識は確信しているはずだ。
容赦は、無い。
シロエ「“
二つ名持ちですね。
そっちのデミクァスさんよりも、僕らもその方が納得できる。
こっちはこのにゃん太班長。
〈
勝負と行きましょう。
逃げるつもりはありませんから。」
にゃん太「さっさとやるにゃ。
その装備ならお前も一流の術者にゃ？
戦闘で白黒つけるのが、お前達のやり方にゃんだろう？
我が輩のレイピアが怖くて一斉攻撃にこだわるデミクァスは放置するにゃ。」
最後の一押しになったのは、班長のデミクァスをけなす一言だった。
その言葉に逆上したデミクァスは怒りと緊張と嘲りを含んだ表情で班長の目の前まで進み出でる。
☆★☆
2018.02.06
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2018年1月30日 0時
