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Log50 シロエside ページ2
直継「冗談だろ、ちみっこ。
だって、ちみっこ身長無いじゃ。
ぎゃふっ。」
言葉を叩ききるように鋭い飛び膝蹴りが直継の顔面に入る。
アカツキ「主君、姫。
バカ直継を蹴っても良いだろうか？」
直継「だからそう言うことは事前に断り入れろよっ！」
二人の漫才はそれとして、僕も内心冷や汗を流す。
口にこそ出さなかったが、僕がアカツキを年下だと想像していたのも、云われてみれば身長ぐらいしか根拠がない。
Aもビックリしている。
同じことを思っていたんだな…。
アカツキ「だいたいバカ直継は身長のことをあげつらいすぎだ。」
直継「胸のサイズは更に壊滅的じゃ。
ぎゃっ！？」
今度は左の美しい飛び膝蹴りを喰らう直継。
二人の身長差からして、アカツキは垂直跳びで2ｍ近く飛んでいるはずだが、鮮やかな空中姿勢で後方に猫のようにひるがえると着地する。
シロエ「アカツキ？
直継死んじゃうよ。」
アカツキ「主君がそう言うなら……。」
アカツキは渋々と距離をとる。
僕としても内心は年下だと思っていただけあって、表立ってではないけれど直継にフォローを入れざるを得ない。
アカツキ「まさか主君も姫も、私が未成年だと思っていたのか？」
迫力あるアカツキの視線に耐えかねて、そんな僕は口調もボソボソと告白した。
Aは黙って成り行きを見ていた。
★☆★
2018.01.31
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2018年1月30日 0時
