降谷さんの協力者 5

Night 213 ページ21

A『と言うことで、赤井さん。
お願いします。』

秀一「あぁ。」


赤井さんの車に乗り住所を伝える。
車内は無言だった。


A『赤井さん、聞いても良いですか？』

秀一「なんだ？」

A『どうして、あそこにいたの？』

秀一「なんだ。
そんなことか。」


そんなことって…。


秀一「盗まれたデータは知ってるのか？」

A『いや。
警察庁に潜り込むってことぐらいしか教えてもらってないわ。』

秀一「そうか。
盗まれたのはノックリストだ。」

A『はぁ？
いやいや…なんでそんなものをデータ化して警視庁に置いておくのよ…。
普通、警察庁じゃないの？』

秀一「ごもっともだな。」

A『まぁ、良いわ。
それで、盗んだ奴の名前は？』

秀一「聞いてどうする？」

A『情報を集めるのよ。』

秀一「ダメだ。」

A『なんで？』

☆★☆
2019/03/10

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