新 ・ 私 が 輝 け る 場 所 5 .

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【なつまつり】






『夏祭り？』






真剣佑「そう！近所であるんだって今日。」






『…それに行きたいの？』






真剣佑「そう！！」






キラキラした目で満面の笑みを浮かべて私を見つめるまっけん。






『…私たち芸能人じゃなかったっけ？ 笑』






真剣佑「いいじゃ〜んもう熱愛報道なんかに怯えなくていいんだよ!?敵はいない !!」






『バレたら帰れなくなるよ』



『囲まれて身動き取れなくなるよ』



『何も出来ないままくたくたになって帰ってくることになるよ』



『さあ、どうする？』






真剣佑「………」






真剣佑「……行く！」






『アホか!!!!!!』






((Prrrr...Prrrr...






『あ、りょうくんだ』





真剣佑「えっ、たけりょ…？」






−−






『もしもしりょうくん？どうしたの？』






竹内涼真「Aちゃん！ごめんねいきなり｣






涼真「今日オフ？」






『うん！どうして？』






涼真「ほら、今日夏祭りあるじゃん？それでさ、芽郁ちゃんとさっきたまたま会って夏祭りの話になって」






涼真「僕と芽郁ちゃんとまっけんとAで言ったら楽しそうだなとか 笑」






うそだろこのタイミングで…

と思った瞬間すぐ横にいたまっけんからいきなりスマホを奪われた






『あ、ちょっと…!?』






真剣佑「たけりょ！行こう！行くよ！」






『こらああああ！！！』






涼真「ん？なんか揉めてる？ 笑 まあいいや、じゃあ芽郁ちゃんにも言っとくね。詳しくはLINEで!!」






−−






真剣佑「はい、決定。」






この時のまっけんの笑顔が




悪魔に見えました。 笑

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