7話:母親と父親。 ページ7
「…凛ちゃん?」
「…嫌な予感がする。お兄さん…じゃなかった。Aは、私の後ろにいて」
「えっ!?あ、ああ、うん」
…いきなり名前で呼ばれたからびっくりした。ていうか、今更だけどこの子、本当に6歳…?
凛ちゃんは警戒しながら俺の前に行き、リビングへと繋ぐドアを睨む。
「…?」
―――パリンッ!!
「「!」」
…なんだ?今の音…。
向こうからガラスが割れる音がし、つい構える。
「…なに、今の音」
「…凛ちゃん、ちょっとごめん、「僕」の後ろに居て。危ないから」
「えっ?ち、ちょっと!?」
…。
僕は無言でドアへと迫る。凛ちゃんをちらりと見ると、何か納得がいかないような顔をしていた。
そして、俺はドアを開けると同時にばっと「異能力」を―――。
「…?なんだ、窓が割れてるだけ―――」
「――――お、かあ…さん?」
――――え。
「!A!!」
「!何―――」
「後ろ!!!」
「―――え?」
――――――ゴンッ!!!!
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名無し - 少しよろしいでしょうか? 内容は少し違うのですがこの小説に 似ていたものがありまして、 勘違いかもしれないんですけど この作品がパクられているかも、 しれません (2019年8月17日 19時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - ありがとうございます!! (2018年3月3日 20時) (レス) id: 7d19fd6c34 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます! (2018年2月17日 16時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒兎 | 作成日時:2018年1月15日 0時