23話:選択 ページ23
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それから1時間が経った。
俺たちに帰る場所が無いから、相澤さんの所へ泊まるか。
…無理だ。ただでさえ苦手で怖いのに、大丈夫なのか、この人の家。心配だ。←
すると、
「勿論、断れば家は無い。そのまま野宿か、俺の家に住むか…だ」
「二択ひでぇ…」
得しない提案。
だが、野宿と言うわけにもいかない。
見なくとも分かる。
多分、俺には嫌だオーラがだだ漏れだろう。(だって相澤さんの顔にお前丸わかりだなって書いてあるもん)
「どうする、A」
ニセ君は何かを決めたような顔をして俺を見る。
あぁ、どうせ俺の選択を待ってるんでしょ?分かってるよ、もう…。
「…わっかりましたよ、相澤さんの家に住みます」
校長先生は、満面な笑顔でこう言った。
「うん、交渉オーケーだね!」
どうやら俺は、大変なことに巻き込まれたようだ。
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名無し - 少しよろしいでしょうか? 内容は少し違うのですがこの小説に 似ていたものがありまして、 勘違いかもしれないんですけど この作品がパクられているかも、 しれません (2019年8月17日 19時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - ありがとうございます!! (2018年3月3日 20時) (レス) id: 7d19fd6c34 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます! (2018年2月17日 16時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒兎 | 作成日時:2018年1月15日 0時