紫陽花 7 ページ8
kn「なるほどなぁ。そんで?」
話の先を進めるコネシマに、「まぁ待て」とトントンが止める。
ut「なぁショッピくん、ショッピくんが助けたいっていう女の子。
どんな目のいろやった?」
syp「えっ?」
唐突に話が飛び、ショッピは間抜けな声を出した。
tn「いきなりそれを聞きますか」
ut「やってこれが一番重要なポイントやろ?」
tn「まぁせやけど」
rb「目の色って関係あるん?」
ut「めっちゃある、ありまくり」
真剣な表情で頷く鬱先生。
珍しい表情にロボロとシャオロンはどこか気圧された。
syp「…ホントに珍しい色です」
tn「例えば?例えるならどんな色?」
鬱先生だけでなく、トントンまでもが真剣な顔でショッピを見つめる。
不味いことを言ったのだろうかとショッピは背中に冷や汗が流れるのを感じながら、昔の記憶を思い出す。
syp「…色は淡い青だけじゃなくて、紫とか赤とか深い青とか、…ホントに時々白とか青に近い緑だったりとか、コロコロ色が変わる目でした。
そう、ですね…例えるなら、
ひとらんらんさんが植えていた、アジサイ?っていう華みたいでした」
その言葉に、
「キター!!」と鬱先生が立ち上がりながら叫び、トントンが今までにないくらい顔を明るくしながらも、「まてまてまて!最後に名前を確認せなあかん!いくら目の色がビンゴでも間違っとったらシャレにならん!」と興奮する鬱先生を止めた。
ut「何言うてんねんとんち!げどちゃんの言ってたこととほぼ一緒やないですか!
そんな目の色持っとる女の子なんて、そんな何人もおるわけない!」
tn「確かにそうかもしれん。けどほんっっとうに間違っとったらひとらんにぬか喜びさせるだけや!」
トントンの言葉に思いとどまったのか、「…確かに」とストンと椅子に座り直す。
2人のそんな慌ただしい様子に4人はポカンとする。
sho「…え、何?どゆこと?」
kn「知らん…つか大先生うっさいわぁ」
syp「それはコネシマさんが言えることですか?あんたの方がよっぽど煩いっすわ」
rb「ぐう正論」
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すずねこ - 更新頑張ってくださいね❗ (2022年7月11日 20時) (レス) @page48 id: 5c9b7042cd (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 夜さん» 続きは書きたいです…!ですがリアルが忙しくなかなか更新できないのが悔しいです…!コメントありがとうございます!待っていただければ、いつか、いつかは!!書きますのでお待ちください! (2021年4月5日 23時) (レス) id: 8e20d2cd66 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて一気読みしてしまいました!まだ続きは書かれる予定ですか?書いてくださるならいくらでも待つので更新頑張ってください! (2021年2月5日 21時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - ウルズさん» コメントありがとうございます!パスワードの件はご迷惑おかけしました…(;´Д`)最初の頃から見ていただきとても嬉しいです! (2020年10月13日 23時) (レス) id: fa99c77dd8 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ - またこちらの作品が読めて嬉しい限りです。連載初期から文が素敵だと思い愛読してました。急に検索しても出てこなくなった事に驚きましたが、パスをかけられていたと知り納得しました。詳しい事情は分かりませんが、これからも頑張って下さい。更新楽しみにしています。 (2020年10月13日 22時) (レス) id: 18e5b459af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スノウ | 作成日時:2019年10月30日 13時