Snow melt 2

青春！胸キュン告白 with阿部 ページ19

深「阿部ちゃん設定は？」


阿「えー図書室からの恋で」


「よーい…アクションっ」


ーーーーーーー



阿「あれ、Aちゃんだ

珍しいね？友達と遊びに行かないの？」



『うん、本当は本読むの好きだから毎週水曜日来てる

んだ

阿部君は勉強？先週テスト終わったばっかなのに』



阿「うん。テストがあるからっていうより習慣なんだ

よね」



『凄いね！私も毎週金曜日も来るようにして勉強しよ

うかな…そうしたら阿部君教えてくれる？』



阿「もちろん！じゃあ俺にもオススメの本教えて

よ！」



『それなら水曜日は読書の日にして金曜日は勉強の

しよう！週に二回の約束だね』



阿「そうだね！じゃあまた金曜日に！」



『勉強頑張って！』




ーーーーーーーー

『ごめん亮平！待った？』


阿「んーん！次にAに渡す予定だった本読んでたか

ら全然大丈夫」



『寒くなったね…』



阿「うん、もう半年だったからね」



『暗くなるのも早くなったし』



阿「ホントだ！もう真っ暗だ

一緒に途中まで帰ろう」



『いいの？逆方向じゃない？』



阿「Aが危ないより全然いい」



『わぁいけめーん』



阿「ちょっと馬鹿にしてるでしょ！w」



『あはっバレたw』


ーーーー


『さむーーー…』


阿「早く冬終わってほしいけどこの冬終わったらもう

受験生だね」



『…恐ろしいこと言わないでよ』



阿「でもA成績いつも10位以内じゃん！」



『それは亮平が半年も勉強教えてくれたからだよ

ホントありがとね』



阿「んーん自分の勉強にもなったし一石二鳥だよ」



『来年からは集まるのやめようか…大事な年だし…』



阿「そうだね…がんばろうね」




『はぁーーーーー…


…………

ねぇ、今夜は、まだ一言も口説きませんね』



阿「ふっ…そうだね…

月が綺麗ですね。」



『…貴方と見る月だからでしょうね』

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