美女と雪男たち 3

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SideA


その後も会話は弾んで

Jr.時代の懐かしい話から

近況まで色々な話をした。


橋本「そういえばさ笑」


唐突に思い出したのか

はっしーが笑いながら言った。


橋本「1回さ、山ちゃんと星ちゃん

熱愛報道出たよね笑笑」


深澤「あったあった！！笑笑」


阿部「あれ出た瞬間Snow Man相当荒れたよ笑」


A「いやあの日ほんとに怖かったけんね？

何も知らんくて楽屋行ったら

全員睨むようにうち見てて。

え、なに？って思ったら山ちゃんとの

報道出たみたいな」


山田「やべー笑 何回聞いても笑える笑笑」


阿部「山ちゃん笑いすぎ笑」


橋本「あれ結局何してたの？」


山田「Aちゃんから

阿部ちゃんの誕プレ買いたいんだけど

男物のお店で行きづらいから

ついて来てって言われた」


深澤「俺らでよかったじゃん！！」


A「だってその日みんなお仕事あったし。

メンバー以外で仲良い人の中で

予定空いてたのが山ちゃんだけだったの」


山田「……なんか俺地味に傷つくんだけど」


A「あ、ごめん」






Side阿部


お会計は全員で割り勘をした。


阿部「だから飲みすぎるなって言ったのに……」


俺の隣には酔いつぶれたAが。


橋本「なんでお前ら付き合わないの」


深澤「だろ？なんで？」


山田「俺ら全員思ってるよ」


阿部「全員って誰だよ笑」


「「「JUMP/A.B.C-Z/Snow Man のメンバー」」」


阿部「同時に言うなよ笑」


山田「あんなにいい人他にいないよ？

大事にしなよ笑」


阿部「Aと熱愛報道出た人に言われたくないな」


山田「あれデマだから」


橋本「じゃあ今日はこの辺でお開きってことで！

阿部ちゃん星ちゃんの介抱よろしく」


深澤「あ、明日の仕事遅れんなよ〜」


阿部「はいはい。じゃあまたね」


俺はAをおんぶして家まで帰った。


阿部「……俺は、付き合ってもいいんだけどな笑」


そんな独り言は

都会の喧騒に消えて行った。

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