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24時間目 時透side ページ29



僕は今柚子の前世の話を盗み聞きしている。

前世という物が存在してるなんてぶっちゃけ信じられないけど…宇髄さんの真剣な態度で話を言ってる限り嫌でもあったんだなって思わざるおえないし…

それに…なんか…話を聞く限り懐かしい感じがする。


『あれ…では何でその約束が果たされていないんですか?』


どうやらさっきの雪の呼吸の書物の約束が果たされていない理由を柚子は知りたいみたいだけど…たぶん


「……単純に死んだからだよ…十二鬼月の上限の壱『黒死牟』との戦いの末にね」


やっぱり…でも…黒死牟との戦いの末に…か


ザザッ


光の無い目を開け、仰向けに倒れている少女

そして、その少女の傍にいるのは同い年くらいの少年


〖・・・〗

【なんで……なんでッ…!!】


涙を流している少年に1人の泣いている大柄な男が近づく


【時透…七瀬はもう…】

【…わかってるよ…柚子がもう…死んじゃった事くらい…!】


ザザッ


!?

今のは……柚子と…まさかさっき宇隨さんが言ってた前世ってこの事?

そしてさっきの前世の僕の発言が正しかったらあの場面は黒死牟との戦いが終わった後って事になる……

顔を上げ周りを見渡すと宇隨さん以外誰もいなかった

……どうやら僕が考え事をしている間に柚子は帰っちゃったみたい…


「時透?どうやら七瀬は帰っちまったみたいだから出てきても問題ねーと思うが…」


そう宇隨さんに言われ僕は隠れていた場所から出た。


「うわっ…何、大の大人が辛気臭い表情してんの…」

「出てきてそうそう俺ディスられてんだけど……まぁ、この先七瀬が記憶を取り戻す前に1つ不安事があるってだけだな…」

「不安事?それって何?」

宇「……その前に時透はさっき俺が話した前世について、信じるのか?」


?なんでそんなこと…というか


「えっ、逆に柚子に聞かせた話が嘘だったら斬るよ?」

「要するに信じてるんだな。というか日輪刀を構えようとすんなどっから取り出した」

「はぁ、当たり前じゃんなんかさっき頭の中に映像?が流れてきて死んじゃった柚子を目の当たりにしちゃったんだから…」

「ま、そんなの見ちまったらさすがに信じるか…いいか、これから話す事は絶対に七瀬にいうんじゃねぇぞ」

「?…うん」


そして、宇隨さんに言われたこの話がまた、新たに事件を起こされる上で活かされるなんてこの時の僕は思いもよらなかった。

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設定タグ:暗殺教室 , 鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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Ruriyuri - 読んでてとても面白いです。続きが待ち遠しいです‼️ (2022年3月16日 21時) (レス) @page39 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 投稿お疲れ様です!とても面白いです!続き待ってます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしています! (2020年3月31日 11時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪雅 | 作成日時:2020年3月30日 23時

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