19時間目 ページ24
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「あー…少しいいか?」
『?はい、いいですよ』
「その、雪の呼吸ってのは派手に何処で知ったんだ?」
信じてもらえないかもしれませんけど…
『えっと…なんというか、夢を見たんです。』
「夢?」
『はい、私が何かが終わるまで宇髄さんに何かと雪の呼吸が書かれた書物を渡していたんです。』
「…」
『普通の夢の筈なのに…何故かはわからないんですが…懐かしく、そして…とても大事な事だった気がするんです』
「だが…」
鷹が夢如きですが…
『その呼吸が危険だっていうのは、何となくわかるんです…だけど…!!』
言葉の続きを言おうとした瞬間、頭の上に手が置かれました。
「派手にわかった。だから、少し待ってな」
『!!』
頭をわしゃわしゃと撫でられると宇髄さんは顔を上げると一瞬驚いた後、自分の部屋に行ってしまいました。
……宇髄さん?あの、私の後ろを見て驚いたということは何かいるんですか?怖いんですが…!
……いざとなったら斬りましょう!
そう思い私は恐る恐る後ろをみるけど何にもありませんでした。
…宇髄さんもしかして、私をからかっていました?
…一旦この話は置いといて
あの、反応から見るに宇髄さんは書物を持っています。…そして、その呼吸がどれ程危険なのかも知っているのでしょう
はっきり言って怖いです…けど強くなる為には…この方法も試してみないとわかりません
…後、少し気になるのがどうして私が夢でみた物のはずなのに、実際にあるのでしょうか
心にポッカリと穴が空いた気持ちでしばらく宇髄さんを待っていました
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Ruriyuri - 読んでてとても面白いです。続きが待ち遠しいです‼️ (2022年3月16日 21時) (レス) @page39 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 投稿お疲れ様です!とても面白いです!続き待ってます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしています! (2020年3月31日 11時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪雅 | 作成日時:2020年3月30日 23時