Snow × Man

20 宮×佐［いつも通りの佐久間］ ページ40

佐side


実は…俺。

舘様のことが好きなんです。

この佐久間が？！って感じでしょ？笑

だって、性格とか真逆だもんね。

俺は結構、うるさい系で。

けど、舘様は、ロイヤルで。


なんか、知らないうちに舘様のことが好きになっていた俺。

こんなロイヤルの人に恋していいのだろうか。


こういう恋の相談って、やっぱ相談するとすれば舘様なのね。

けど、その舘様は俺の好きな人だから、相談しようがない笑


あー、俺は舘様のことを好きになっていいのだろう。


そんなことを考えてると、

楽屋に舘様が入ってきた。



佐「お〜、舘様おはよ」

宮「おはよー」

あ〜、なんか緊張しちゃう。

宮「佐久間、なんか固くない？いつもみたいに笑ってよ」

佐「えー？そんなに？笑 いつも通りの佐久間だよ？」

あ〜、やっぱり？ バレバレか。

宮「俺はいつも通りのニコニコの佐久間が好きだからな〜ってね」

ニカッて笑った舘様。

俺もつられて、笑う。

それと同時に心臓がバクバク。

舘様に聞こえてるんじゃないかってくらいなる。



佐「ねーねー、舘様？」

宮「んー？」

佐「なんか喉かわいたねー」

宮「あ〜、なんか買ってきてあげよっか？」

佐「え！いいよ！いいよ！大丈夫笑」

宮「あー、そう？平気？」

佐「うん、大丈夫」

まさか、買ってくるなんて言われると思ってなかったから…。

あー、けどいつも通りの佐久間でいられない。

いつも通りの佐久間でいないとね。


宮「なんか佐久間汗すごいよ」

佐「え？」

舘様に言われてから気づく、自分の汗。

佐「え〜？！」

宮「ビックリしたの俺だよ笑」


あー、やばい。

余計汗止まらなくなっちゃうじゃん！

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