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第25話ページ26

『今日は何着てこ、』

軽く化粧をして

真っ白なワンピースに

茶色の肩掛けの小さなバック

髪は緩く三つ編みにして、

花があしらわれてるピアスを付ける

『…ん、こんなもんかな？』

気づけば5分前になっていて急いで玄関に向かう

『あ、しょっぴーお待たせ！』

壁によりかかりながらスマホを眺める姿でさえカッコイイ、さすが顔がいいだけあるな、、

渡｢ん、可愛いじゃん｣

そう言われて少し照れてしまう

渡｢じゃ、いこ｣

助手席のドアを開けてくれる

『ありがとう、』

そしてそのまま運転席に乗り込むと

渡｢今日は水族館行こうと思って、平日だし人いなさそうだからさ｣

『え！うれしい！水族館なんて久しぶり』

渡｢すげえにこにこじゃん、かわい、｣

そう言って私の頭を撫でる

横目で運転するしょっぴーを見る

こんな姿普通のファンだと見れなかったんだよな、

渡｢ちょ、そんな見ないで｣

『え、あ、ごめん、』

少し耳が赤くなってる

そんなに見ちゃってたかと私まで恥ずかしくなる

少し気まずい雰囲気になってしまったけど
気づけばもう水族館についていた

『ここ来たことない！』

渡｢まじ？ならよかった｣

渡｢今日はデートだから｣

そう言って恋人繋ぎをしてくるしょっぴー

『え、？あ、ちょ、』

そのままぐいぐいと歩き進めてしまうので

離すに離せなくて

まあいっか、

抵抗しないでそのままにすることにした

マスクとメガネ、帽子も被ってるけど
溢れ出るイケメンオーラ

…ほんとにかっこいいな

そうおもってると

バッと私の手を離し

渡｢すぎょーーーい！！！！｣

なんて言いながら大水槽のガラスに張り付く

…5歳児か

私は心の中で突っ込んだ