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第20話ページ21

するとポツリポツリと私にはなしてくれる

向｢知ってると思うけど俺関西Jr出身やねん｣

向｢なにわ男子ってグループに俺は入らんくて、正直
すごい焦ってな？でも後輩たちに嫉妬なんて出来
んくて、そんな時にSnow Manに入らないかって
声がかかったんや。｣

『うん、』

向｢これが俺への最後のチャンスやと思って入る事
を決めたんやけど、ダンスのレベルも全然違くて
関西での俺ってなんやったんやって、｣

向｢関西も大好きやで？でも、そんな最低な事を
考えてまう俺自身も嫌になってな？｣

向｢それでもずっと傍にいてくれたんや、メンバーが｣

向｢だから、そんなみんなに恩を返したい｣

向｢…でもっ、｣

そう言って泣き始める康二

いてもたっても居られなくてなって

ぎゅうっと抱きしめてしまう

向｢Aちゃん、、？｣

少し戸惑った声が聞こえる

『あのね、私の話も聞いて？』

そう言って私が話す内容を泣きながら
でもしっかり頷いて聞いてくれる康二

思わず私も感情的になって泣いてしまう

すると私の肩を押して距離をとると

向｢なんで泣いてるん？｣

なんて言いながら困ったように笑って
涙を拭ってくれる

向｢ありがとう、元気出たわ｣

そういって次は康二から私をぎゅうっと抱きしめた

そのまましばらくして

向｢もうそらそろみんなの所行くか？｣

そう言って立ち上がる

向｢なぁ、呼び捨てで呼んでもええ？｣

『うん、もちろん！』

向｢…Aでよかった｣

そうポツリと言って微笑む康二

私たちは仲良く手を繋いでリビングに戻った

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皆さんならなんて声をかけてあげますか？

それぞれ思うこともあると思うのであえて書きませんでした

私ならなんて康二に声をかけるかな？なんて考えながら読んで頂けたら嬉しいです。