Share house (ページ19)

今日:12 hit、昨日:17 hit、合計:285,588 hit

第18話ページ19

家に着くともうみんな帰ってきてた

私達が3人で出かけてたのに驚いてるみたい

特にめめと康二

深｢おかえり～、なに？3人で出掛けてたの？｣

佐｢そうでやんす～！Aと照と楽しかった！｣

岩｢また行きたいよな？｣

そう言われて

『うん！』

ここに来て初めてこんなに笑えたかもって思うくらい
自分でも満面の笑みだと思う

ラ｢いいな～！僕もAちゃんとお出かけしたい！｣

阿｢ほら、その前にこの課題やっちゃいな｣

ラ｢だってこれ分かんないんだもん｣

阿｢俺理系だからな～、漢文はちょっと、｣

『ラウちゃん、私文系得意だよ？』

『見せて？』

そう言って近づくと顔がパァっと明るくなるラウ

可愛いなぁ、

覗いてみると、、うん、私でも解けそう

『ここはねー？』

そう言ってラウの横に座って教える

私の話を聞いて分かったのか解き始めるラウちゃん

私の斜め前、ラウちゃんの目の前に座る阿部ちゃんが

阿｢Aちゃんって頭いいんだね？｣

『一応大学出てるから笑』

阿｢どこ？｣

『上智大学！阿部ちゃんの後輩だよ』

阿｢え！そうだったの！｣

同じ大学だったこともあり大学の教授の話等で
話が盛り上がる

すると好きな本の作者が同じなのが発覚

『私その本今部屋にあるよ？』

阿｢まじ！？貸して！｣

『いいよ笑』

そんな感じで私の部屋に阿部ちゃんと向かう

階段をのぼりながら

阿｢本好きなやつなんて居ないからほんとに嬉しい｣

と、ずっとにこにこな阿部ちゃん

『私もだよ』

そんなことを言っていると部屋に着く

阿｢おーー、ほんとに本の数多いな｣

阿｢ここら辺何冊か借りていい？｣

『もちろん』

『これから好きに出入りしてもいいよ？』

『一言くれれば全然気にしないし』

阿｢まじか、ありがと！｣

これをきっかけに阿部ちゃんとはよく本の話をするようになった