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第17話ページ17

中に入るとレトロな雰囲気ですっごく可愛い

写真撮りたいなぁ、でも今は我慢だよね

するとさっくんが自分のスマホを取り出して

佐｢照とA横並んでそこ座って！ほら！｣

言われた通り座るとカシャカシャと何枚か撮られる

岩｢お、この写真いいじゃん後で送って｣

佐｢あいよ～！Aにも送るから！LINE交換！｣

事務所から渡された真っ白なスマホに
LINEをインストールしてさっくんと交換する

岩｢おれも、｣

そういってひーくんともふるふるしてると

岩｢俺も呼び捨てにしていい？｣

そう聞いてくるひーくん

『ん！そっちの方が嬉しい』

岩｢そっか！｣

クシャッと笑う姿がすごく可愛い

その後はみんなでそれぞれ好きなものを頼んで
お昼を済ませる

岩｢2時半か、どっかブラブラして帰る？｣

『さっき通った所で日向ぼっこしたい！』

佐｢そーゆうのもいいかもね！｣

そう言って車に乗り込んでさっき通った時に
素敵だった公園に向かう

平日で田舎な方だから人も全く居ない

私はすぐに歩き始めて野原に座る

寝転ぶと涼しい風が吹いて気持ちい

するとさっくんもすぐに横に来て同じように寝転ぶ

ひーくんはそんな私たちの写真を撮ると反対側の横に来て寝転ぶ

岩｢こーゆーことするの好きなんだ？意外｣

『自然とか大好きなの、気持ちよくて』

岩｢そうなんだ、いいねまた今度連れてきてあげるよ｣

そう言って笑いかけてくれる

私もつられて笑うと横からほっぺをぷにぷに

『もー、なにさっくん』

佐｢んふふー、幸せだなって思って｣

『そうだね』

家に向かう頃にはすっかり日も落ち始める

約半日のお出かけですっかりひーくんとさっくんとは
仲良くなれたと思う

私はすごく清々しい気持ちで家に帰れた