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第13話ページ13

そのまま湯船に浸かってると
脱衣所の扉が開く音が聞こえる

深｢お風呂長くない？大丈夫？起きてる～？｣

とふっかから声がかかる

『大丈夫～』

深｢…服なくない？｣

『あ～、忘れてきちゃって舘様が取りに行ってくれてる！』

表情は見えないし、返事もない

深｢…そっかそっか、気を付けるんだぞ～｣

それだけ言ってふっかさんは脱衣所から出ていった

すると入れ違いで舘様から声がかかる

脱衣所に置いといてくれて

私はそれに着替えて急いでお礼を改めて言いに行く

リビングに入るとしょっぴーと康二の姿が

『舘様知らない？』

渡｢あー、部屋じゃない？｣

『わかったありがと、』

未だに康二くんと会話はない

…人見知り発揮中？

まあとりあえず舘様の部屋に行こ、

コンコン

宮｢どうぞ？｣

『失礼します～』

椅子に優雅に座りながらコーヒーを飲む舘様

それだけでも様になる

『さっきはほんとにどうもありがとう、助かった』

宮｢タイミング良くてよかったよ｣

宮｢今度は気をつけてね？｣

しっかりお礼も言えたし、そのまま部屋を出た

『あ』

目｢…舘さんの部屋で何してたの？｣

『え？あ、ちょっとお礼を』

目｢ふーん、、｣

少し鋭い目で私を見ながら横を通り過ぎてく

目｢舘さん狙い？｣

『へっ、？！』

思っても無い言葉に変な声が出る

目｢まあなんでもいいけどさ、邪魔だけはしないで｣

冷たくそう突き放される

そのまま階段を降りていった

私はいてもたっても居られなくて部屋に逃げ込む