アイスクリーム【短篇集】 (ページ2)

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トリセツII#坂本さんページ2

西郷目線

他者に冷淡で共感しない。

｢なぁ！坂本！お前の彼女可愛いよなぁ？｣

｢そうか？あんなブスのどこがいいんだよ、てかいつ見たんだよ」

｢お前らこの前デートしてたじゃん。てか、えっ、なに上手くいってないの？え～じゃあワンチャン狙おうk｢言葉は慎めよクソ野郎｣

坂本さんは同情や共感をまるでしない。ツンデレの極みっちゃあそうなんだけど、Aさんのことはもっと自慢してもいいと思うけどなぁ。ここまで来ると共感じゃなくて何か言葉に表せないなぁ。

罪悪感がない。

｢坂本さん？、坂本さーん。｣

｢んだよ、西郷。｣

｢Aさん、寝てましたよ。｣

｢…あぁそうだったのか、叩き起しに行ってくるよ。編集手伝ってもらわなきゃな。｣

｢…Aさん綺麗ですよね。｣

｢……うるせぇよ、そんなこと僕が1番わかってるわバカ｣

｢そうですよね、よかったです。」

そう言って坂本さんは自室を出ていきました。
Aさんは今頃清潔な病室のベッドの上で安らかに眠っていることです。

坂本さんは彼女の首を自分で絞めたことに何も思わないんでしょう。

坂本さんは

罪悪感がない。