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ジ「ねー先生？」
優「あ？なんだ」
前の車を抜こうか抜かまいか迷っていると、しばらく黙っていた男が口を開いた。
ジ「今日の俺、何点？」
優「何点？」
急に何を言い出すかと思えば。
あーそうだなーなんて考えている振りをする。
ジ「ちょっと、先生！真剣に考えてください！」
なかなか返事を出さない俺に嫌気がさしたのか、しつこく聞いてきた。
ジ「ちなみにカッコよさ度です！」
優「は？」
俺はてっきりサッカーのプレーについての点数評価だと思っていたから、彼の発言に呆れ、前の車を抜くこともやめてしまった。
優「お前はいつもいつもそんなことばかり言って...」
ハァとため息が溢れた。
ジ「だって先生の前ではカッコよくいたいんですもん...」
隣でよくわからない理由を嘆く彼を無視して、ハンドルを右に切った。
ジ「ねー先生」
優「...今度はなんだ」
またくだらない事を言うんじゃないかと思って、めんどくさそうに返事をした。
ジ「...先生の家行っちゃダメですか？」
優「今から！？」
じゃあなんのために俺はここまで車を走らせてるんだ。
あと3分もしないうちに、彼の家に着くと言うのに。
優「ダメだ。まっすぐ帰れ」
ジ「どうして」
優「どうしてって...大体ここまで来て...」
ジ「先生は俺と居たくないの？」
優「っっ...」
居たくないわけじゃない。
今こうやってコイツといるのはすごく落ち着く。
一言余分だしムカつくけど、きっと今ここで別れたらなんとも物足りない虚しい気持ちに襲われるだろう。
そうわかってるけど、今日はコイツも疲れているだろうし、どこかで踏ん切りをつけないと俺たち2人とも流されちゃいそうで。(もう既に取り返しのつかないところまで来てしまっているけど)
どちらかがけじめをつけなければいけないと言ったら、やはり大人である俺の方だ。
返答に困っているうちに彼の家の前についてしまった。
彼は俺の返事を待っているのか、車から降りようとはしない。
優「い、居たくないわけじゃない...でも...」
ジ「じゃあいいじゃ...」
優「ダメだ、今日は...」
"今日は"と付け加えてしまった俺はやはり弱い。
一種の逃げじゃないか。
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のぞみ☆(プロフ) - akkorin317さん» 初めまして〜！コメントありがとうございます！私も同じくジェシゆご大好きマンです...ジェシーさんには一生優吾様のヒーローとでも言いましょうか...とにかくずっと一緒にいて欲しいですね！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
akkorin317(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく、ひやひや、もどかしいぃ〜とかなりながら読んでおります。鈴木先生の件はジェシーちゃん来てー！と心から願わずにはいられませんでした。ジェシゆご大好きマンなので、これからも楽しみにしています。 (2020年1月8日 7時) (レス) id: 05790d9b4e (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - sailさん» sail様〜！いつもいつも嬉しいお言葉ありがとうございます...sail様の生活に貢献できてわたくしは幸せでございます！最高のじぇしゆごをお届けできるよう頑張りますので、どうか今年もよろしくお願いいたします^^*) (2020年1月8日 6時) (レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 明けましておめでとうございます！昨年はのぞみ様の小説のお陰でじぇしゆご的に超充実した一年でした！センチメンタルも�眞論萓犬肇献Д昂�のもどかしい距離に悶えながら、毎度のご更新を滅茶苦茶楽しみにしています。今年も陰ながら応援しております…！！ (2020年1月2日 18時) (レス) id: 3614506dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年12月22日 20時
