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EP1.人気の花屋〈2〉 ページ6

bloomに向かっている途中、コナン達は楽しそうに会話しながら歩いていた。


「そういえば、昨日の雨すごかったですよね〜」


「あー…そういえば雷も鳴ってたな」


「昨日が学校休みでよかったわね、あんな天気の日に外に出たら風邪ひいちゃうわ。」と、彼らは昨日の天気の事を思い出していた。


すると、突然元太が「あ!!」という声を出した。周りのメンバーは驚いた表情をし、光彦が「いきなりなんですかー、元太くん。何か忘れ物でもしたんですか?」と尋ねる。


「思い出した!そういえば、2時間目の後廊下で小林先生が教頭先生と話しててよ、入学の手続きが終わったからB組に入ってもらうとかなんとか」


コナンは、それを聞いて数ヶ月前にある男に言われた事を思い出していた。コナンはどこか真剣な顔をしていて、灰原はそれをじっと見つめていた。


「それって…もしかして転校生とかかな?」


「そうかもしれないですね!」


「やったー!どんな子だろう〜?楽しみだな〜」


光彦と歩美はその話を聞いて、新しく増えるであろうクラスメイトがどんな子か想像しているようだ。3人はすっかりその話に夢中になっているようで、コナンが真剣な顔をしている事には気づかなかった。


「どうしたの?そんな顔をして、何か思い当たることでもあるの?」


コナンの様子に気づいた灰原は、不思議に思い理由を聞いた。


「え!?いや、別になんでもねーよ。どんな奴が来るか気になっただけだ」


そう戸惑いながら答えるコナンに、灰原は「ふーん。」と一言だけ返した。その表情はどこか疑っているようで、コナンは思わず目を逸らしてしまう。


「あ、ほら!bloomが見えてきたぞ、はやく行こうぜ」


コナンが話題変え小走りになると、転校生の話題に夢中になっていた3人も嬉しそうに着いてきた。灰原も納得いかない顔をしていたが、「走ると危ないわよ〜?」と言いながらあとを追いかけた。

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唄海(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラさん初めまして、コメントありがとうございます!オチは今のところまだ未定です。五条オチもいいですね!考えさせていただきますね。応援よろしくお願いいたします! (2022年7月31日 12時) (レス) id: 7262bd6081 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月24日 20時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唄海 | 作成日時:2022年6月5日 18時

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