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EP4.両面宿儺〈2〉 ページ33

五条side

僕は今(なまえ)と一緒に宿儺の指の調査に来ている。本当は来るつもりはなかったけど、上がうるさいからしょうがなく来てやった。


それに、(なまえ)と会う口実にもなる。それが一番嬉しいかもしれない。僕も(なまえ)もお互い任務で忙しくて、会う機会はかなり少なかった。


たとえ会えたとしても、仕事の話ばかりであまり楽しい会話は出来ない。特に最近は、美月の入学の手続きで忙しくて(なまえ)は寝る暇さえないみたいだった。


さて、それよりも…



「今、どういう状況?」


突然の僕たちの登場に、かわいい生徒は驚いているようだった。僕の腕の中にいる彼女は「恵、こんばんは〜」とのんきに挨拶をしている。


「五条先生!?歌代さんまで!どうしてここに?」


「いやー、来る気なかったんだけどさ。さすがに特級呪物が行方不明ってなると上が五月蝿くてね」


恵がボロボロになっている姿は珍しくて、なんとなく写真を撮ることにした。あとで2年のみんなにも見せてあげよ〜。


「恵大丈夫?ひどい怪我ね〜、あとでちゃんと硝子ちゃんに見てもらいましょうね」


(なまえ)は僕の腕の中から抜け出すと恵に近寄って心配そうに顔を見た。恵は少し照れているのか、それとも自分の今の状態を見られたくないのかそっぽを向いた。いいネタゲットしちゃったかな?


「で、特級呪物見つかった?」


僕の質問に恵は答えず、一箇所をじーっと見つめていた。その視線の先には見知らぬ男の子がいた。この子誰だろ?裸でいるし、この子も怪我してるね〜。


僕はその男の子から衝撃的な発言が出るとはこの時思ってもいなかった。

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唄海(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラさん初めまして、コメントありがとうございます!オチは今のところまだ未定です。五条オチもいいですね!考えさせていただきますね。応援よろしくお願いいたします! (2022年7月31日 12時) (レス) id: 7262bd6081 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月24日 20時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唄海 | 作成日時:2022年6月5日 18時

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