EP2.月の首飾り〈4〉 ページ16
「ねえねえ安室さん、外で何かあったみたいだよ?」
コナンはそう言うと、扉を開けて店の外へと出て行った。夜桜も外の様子が気になりコナンに着いていくと、道路の反対側にある雑貨屋の前に2台のバイクが止まっていた。
そのそばにはバイクの持ち主であろう男達が立っていた。何やら店の中を気にしているようだ。
「(なんだ……?あの男達……何か企んでるのか?)」
コナンはじっと男達を見つめていた。すると、店の中から1人の女性が出てきた。男達は女性が出てきた瞬間襲いかかり、女性のバッグを奪い取りすぐさまバイクで逃げ出そうとした。
「あ!!待て!!!」
コナンはすぐさまバイクを追いかけようとする。
「ーーコナンくん!危ない!!」
夜桜と共に様子を見に来ていた七海はコナンの手をとっさに引いた。その瞬間コナンの目の前に数台のバイクが走り去って行った。
七海が止めていなかったら、恐らくコナンはバイクと衝突していたであろう。「コナンくん、大丈夫!?」と、店の中からは子ども達の心配する声が聞こえた。
「ああ、だけど早く追わないと見失っちまう……!」
コナンが悔しそうに呟くと、「なら、僕の車を出しましょうか?」と安室が提案した。
「ちょうど近くに止めてあるので、すぐに行けばまだ間に合うと思いますよ。七海さんと夜桜さんは、子ども達をお願いできますか?それと、警察に連絡していただけますか?」
安室はそう言いながら急ぐように車の方へと向かった。しかしコナンは、「僕も一緒に行く〜!」と言い安室について行ってしまった。
「あ!コナンだけずりーぞ!!」
元太も共について行こうとしたがそれは七海と灰原によって防がれてしまった。
「だめよ、あなた達はここにいなさい。それよりもバッグを取られた女性に事情を聞いてみないと……」
灰原は周りに注意しながら、被害者の女性の方へと向かった。
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唄海(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラさん初めまして、コメントありがとうございます!オチは今のところまだ未定です。五条オチもいいですね!考えさせていただきますね。応援よろしくお願いいたします! (2022年7月31日 12時) (レス) id: 7262bd6081 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月24日 20時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唄海 | 作成日時:2022年6月5日 18時