いざ、蝶屋敷へ ページ5
炭「善逸、いきなり何を言ってるんだ・・・?Aちゃんが困ってるだろ」
Aは静かに善逸から距離を取った。
善「酷い!Aちゃん離れないでぇぇえええイィヤァアアアアアアアアアアアアア俺を守ってえぇぇぇぇえええええ」
(なんだろう・・・こんな凄い声初めて聞いた・・・ちょっと怖いけど面白いなぁ)
炭「さて、蝶屋敷行ってみるか」
「ちょうやしき」とはどんな所なのだろうか。少女はまだ見ぬ場所への外出を楽しみにしていた。
伊「・・・ん?」
ぎゅ、とAが伊之助の手を握る。
善「良いなぁ伊之助!Aちゃんと手を繋げるなんて良いなぁ!!!!!!!!!!」
炭「善逸うるさい!」
善「いっだ!!!!」
ガツン、と大きな音。・・・どうやらそれは、炭治郎が善逸に頭突きをかました音らしい。
(石頭ってやつなのかな、この、えっと・・・たんじろう?さんは石頭なのかな?)
炭「あー・・・うん、行こうか」
はーい、なんて口を動かしてAは歩き出す。
その小さな白い手は、伊之助の手をしきりに握り直していた。
(お母さんとお父さん以外の人の手って、初めて握ったなぁ・・・なんか、ちょっとごつごつしてて、不思議な感じ)
(・・・でも、なんだか安心する)
あったかいな、なんてAは口元を綻ばせた。
伊(コイツの手ちっちぇな・・・)
伊之助はちょっとほわほわしていた。
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トムジェリ(プロフ) - 初めて読ませていただきました!これからも更新頑張ってください!! (2020年6月6日 0時) (レス) id: cc774e2595 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - にゃんこさん» 作者は可愛くないですが可愛い女の子が大好きなので!これからも可愛いを生産できるように頑張ります!コメントありがとうございます! (2020年3月15日 9時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - 全て可愛いで構成されたお話ですね。思わず鼻血が(( 作者様自身が可愛いからきっとこのようなお話を書くことが出来るのですね!作者様は可愛い生産機ですね!!!!??? (2020年3月15日 0時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます!楽しんで読んでいただけているようで何よりです・・・! (2020年3月8日 19時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - いやー読んでて楽しいですね!!!続き楽しみにしてます!この先もたくさん書いてください!みんなに愛されてみてるこっちも幸せですぅ 次の作品も楽しみにしてますので、よろしくお願いします! (2020年3月8日 12時) (レス) id: a7a20ec0a3 (このIDを非表示/違反報告)
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