水筒インポータント ページ35
ちょいとすっげぇ間違いしてたから直しました。すいません!
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1限目。
道徳。
先生「ゼーハーゼーハー…」
今、扉の向こう側にヤバそうな人がいます。
今さっきマラソン大会でもしてきたのだろうか…
こんな麻薬に溺れたような呼吸法をする人は一人しかいない。
ガラガラ
桜「…やほやほ我が生徒よ」
千鳥「(お前の生徒じゃねぇよ…)」
どうやら今日の道徳の担当は、さくらっちらしい
桜「えーと、今日は…道徳をします」
生徒「それは知ってる」
桜「道徳の教科書を読みます」
生徒「それも知ってる」
桜「そして道徳のノートに文字を書きます」
生徒「それもまた知ってる」
桜「そして_____」
生徒「知ってる」
桜「まだ言ってない…」
桜「24ページ開いてー」
内容はなんか…イジメの話だった。
そんなこんなでノートを書く時間になった。
『イジメをされている人を見つけたら、どう行動しますか?』
どう行動するのか?人それぞれだなぁ
桜「なんか良いやつ書いた人は手あげて言ってー」
しも「(良いやつってなに…)」
スパンッと手をあげた
桜「おぉめっちゃ綺麗にあげるじゃん」
「これは人それぞれですし、そのときの立場にもよりますが、私だったら即座に水筒を用意します」
桜「…なぜに?」
「なぜなら、そのイジメをしている方々が先輩や、目上の人だったりすると、注意すれば生意気なガキと思われ解決できない場合がありますし、いじめられてる子と一緒にイジメをされる可能性すらあります」
桜「うん」
「逆に、自分より下。つまり、後輩だったりすると、注意をしても聞かないときに、怒ったりしてしまうと、周りから見て、先輩としてダメな行動をしている。と思う人もいるかもしれません」
桜「なるほど」
「なので、学校の生徒のほとんどが持っている水筒を使うのです」
桜「それはなるほどじゃない」
「水筒の水を飲んでいる振りをして、わざと水をかければ、ちょっと手が滑ってしまった。と謝ったらその間にいじめられている子を逃してあげられます」
ほむら「あぁーなるほどね」
「とりあえず私が言いたいのは、
たとえ自分が犠牲になったとしても助けたい。
という思いは大事、ということです」
桜「水筒で例えるとかすげぇ」
しも「(なるほど、あやちゃんらしい考え方ね)」
千鳥「(…一回やってみようかな)」
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白姫 零 - 麦カケさん» ありがとうございますっ!初めてコメントを貰ったので凄く嬉しいです!これからも頑張ります!! (2020年12月26日 13時) (レス) id: 79918d1980 (このIDを非表示/違反報告)
麦カケ(プロフ) - 初めまして、こんばんは。とても面白いです!特にコンビニで迷子と、おにきりがサイコパスな雰囲気を漂わせているって言うのが好きです!元気貰いたい時はこちらの作品を読むようにします。作者様のペースで無理せず更新頑張ってください! (2020年12月15日 0時) (レス) id: ea0439ca7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白姫 零 | 作成日時:2020年12月8日 0時