降りしきる雨は紅葉の夢を見るか (ページ23)

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(関係続き)

岡田以雨【秀介さま/以雨】
結城家の側近でガードマンの様な形で岡田家が付いていたため、学園入学の前からの知り合い。家同士の関係と同様に主と家来の様な関係を幼い頃からつないできた。
現在の学園生活においても会長と副会長の立場にあり、以雨は秀介のカリスマ性に憧れや尊敬の念がある一方で、暴走しがちな秀介を抑える役割もしている。反対に、秀介はナヨナヨしがちな岡田以雨に喝を入れており、関係は良好。
また、謂わば幼馴染みの関係で昔から近くにいるため、秀介は以雨のことが気になっている部分もある。

立花雪乃【結城先輩/雪乃】
元・配下。秀介からすれば、強者である自分から離れるのは愚かな行為であると考えているため、離れていった理由がわからずに困惑している。一時的なものだと考えており、「いつ戻ってきてもいいんだぞ」と思っている。

長等桜楽【結城先輩(人前)、兄さん(一対一)/桜楽】
生徒会長特権を濫用(要は校長を恐喝)して書類を見ており、桜楽が弟であることを知っている。しかし、元・兄弟のよしみから本人が隠しているのに前世を暴くのも可哀想だと思っているため、人前でその話を持ち出すことはない。同時に、桜楽が赤蝶側につくのが当然と思っており、白笹側についている現状では「裏切者」と言って憚らない。一方で源氏に奪われたとも考えており、秀介が白笹を敵視する原因。

清川凪【秀介/凪】
実力は認めているが「武士風情」のひとりであることは変わらないため、かなりの毒舌。秀介の方も凪のそういう考えは知っているため、たまに「軽んじられてね？」とは思いつつも何も言わないし過度に求めることはない。ただ、口うるさいのには少々閉口気味。
その仕返しのようにして、紅白戦などやる気を出すべき時に出ていない際、言葉巧みに煽って焚き付ける。

吉田正孝【秀介くん/正孝】
秀介に興味を持った正孝が彼をかまうようになったのがきっかけ。最初はニコニコしながらかまってくる正孝を鬱陶しがっていたが、今では良好な友人関係を結んでいる。普段も一緒に居る。

(続く)