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伝導side
柊はその画像をじっと見てニヤッと笑った
ムカつく・・・
後でテレパス使って通報してやるからな
茅野｢なんでこんなことを一体何が目的なんですか｣
茅野さくらさんがみんなが心の中で思っていることを代弁してくれた
理由か・・・
見当はついているが
やはり不可解なのは私が呼ばれた理由だ
一人黙々と考えていると柊が喋り出した
柊｢気になるよなぁ
君たちが人質になったのには理由がある｣
キーンコーンカーンコーン
柊｢はい起立｣
チャイムが鳴ると柊は号令を始める
この場合、私も立った方がいいのか？
まあ、様子を見て立つか
何故なら私は生徒じゃないからな
柊｢起立だよ、き、り、つ｣
柊が時計を見せると生徒達は一斉に立ち上がる
柊｢ほら、透香さんも｣
柊がわざとらしく時計を見せてきたから一応立つ
柊｢これから俺の授業を始める礼｣
柊に言われるまま頭を下げて礼をする
頭を上げると生徒達は突っ立ったままだった
何してんのコイツ、みたいな目で見ないでくれないかい？
すぐに私に集まった多くの視線は時計を見せた柊に戻った
すぐさま生徒達は礼をする
皆、学習した方がいいんじゃないか？
柊｢着席｣
柊がそう言い私と生徒達は座った
柊｢どうしてこのクラスは人質なったのか、
はいわかる人・・・
じゃあ宇佐美｣
宇佐美｢分かるわけないし｣
柊が宇佐美香穂さんを当てるが彼女は答えられない
柊｢いや分かる“はず”だ考えて｣
分かる“はず”・・・？
その言葉と彼女の表情で私の頭には“ある仮説”が浮かんだ
確かめてみるか
眼鏡を取って彼女を見つめる
失礼するよ、宇佐美香穂さん？
『はい、プレゼント』
『写真とろ！』
『まぁーたフォロアー増えるー』
『やっぱ全国レベルは偉大だわぁ』
『コレやっぱいい』
『一緒に帰ろう』
『先約あるから』
ガッシャーン
そこで彼女の過去の記憶はプツリ、と切れた
何かが崩れるようにして
『っ・・・』
澪奈・・・
その先を見なくても、彼女の気持ちは痛いほど分かった
柊(透香さん・・・？)
宇佐美｢みんながぶっきーに酷く当たるから｣
少し考えて宇佐美香穂さんは言った
柊｢なぁるほど…まぁたしかに教師に対するリスペクトはぜろだよな｣
ほう、そうなのか
柊｢でも、そんな理由でここまでスペクタクルなしうちはしないよ。
ヒントは・・・
ほかのクラスにはなかったことだ｣
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桜 - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年9月12日 8時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ひろおに(プロフ) - 俺得作品を見つけてしまった！！！更新待ってます！！！ (2019年10月21日 11時) (レス) id: 5598ff3e7d (このIDを非表示/違反報告)
すり下ろし大根クン。 - なんだ、、この小説は！？俺得過ぎるぜ、。更新待ってますねー！ (2019年4月15日 23時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきぱん | 作成日時：2019年3月3日 23時
