女武将とクラスメイトの休み時間【新・信長公記】【短編集】

続き ページ23

吉岡視点

もうかれこれ体感20分近くは抱きつかれた状態。

酒飲んで無いのにうちまで体が暑くなる。

特に顔は。

『いい加減離れろってば…！！』

押し返そうとするけどビクともしない。

差別だこれ！！(違う)

酒井「なんだぁ〜？照れてんのかぁ〜？」

『はっ！？ちげぇよ！！』

酒井「おれみたいに真っ赤じゃねーかぁ！」

むにーってほっぺつねられる。

こいつの力加減女子にする力じゃねぇよ！！

痛い！！マジで！！

『痛い痛い痛い痛い！！』

ベシベシ叩けば止めてくれる。

が、代わりに頭を肩に乗っけた。

そして有り得ない事を言ってきた。

酒井「…吉岡お前ってさ、」

『あ？』

酒井「首から肩のらいん、すげぇいいよな…」

『は？』

それだけ言って来てたパーカーをずらし、首から肩にかけてのところをガブって噛みやがった。

『うっ！？』

顎の力強すぎるってこいつ…！！

酒井「あ、うめぇ」

『うめぇじゃねぇちゃ！！痕付いたらどーすんの！？
(うめぇじゃねぇよ！痕付いたらどーすんの！？)』

酒井「それはそれでおっけー」

『アホか！！』

そんな漫才チックな事をしてると、まぁた噛んできた。

しかも今度はさっきよりも強い。

それどころか至る箇所に噛み付いてくる。

痛いし所々血が滲んでる。

『いい加減に…』

酒井「…なんかあれだな、お前」

『…何？』

酒井「えr((豊臣「はーいそこまでー！！」ちぇっ」

購買に行ってた豊臣が、帰ってきて止めてくれた。

今は救世主！ありがとう豊臣！！

豊臣「うわAの首周り噛み痕だらけやん！」

『全部此奴』

酒井「めっちゃうめぇよ」

豊臣「酒臭！？」

一瞬で状況を把握してくれた豊臣が、うちと酒井を引き剥がした。

そして後々に来たみやびちゃんの近くで1日過ごす事になった。

酒井は酔ったまま近づかない様、井伊達がなんとか食い止めてくれた。

うん、皆今度好物作ってあげるからね。

ーーーーー
ーーー
ー

後日。

すっかり酒が抜けて、記憶もない酒井に首元指摘された。

酒井「お前それなんだよ！？」

『ぜぇーんぶお前』

酒井「は？冗談いうなよ」

『お前マジ土に埋めんど？
(お前マジ土に埋めんぞ？)』

1発殴ってその日は過ごした()





酒井「なんっで殴られなきゃいけねぇんだよ！？」

井伊「自業自得だろ」

本多「そうだな」

榊原「にしてもやっぱ彼奴肌白いから目立つな…」

ーーーーーー
悪ガキコンビは噛み痕とかキスマとか、痕いっぱい付けてると僕が喜ぶ(キッモ)

勉強の仕方→←酔いデレシリーズ〜酒井編〜(リクエスト)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す