女武将とクラスメイトの休み時間【新・信長公記】【短編集】

酔いデレシリーズ〜黒田編〜 ページ19

ミセイネンインシュ
ダメゼッタイ()
ーーーーーー
吉岡視点

何故こうなったんだろうか()

黒田「A、」

『ぢょっ黒田！！いい加減はなr…痛い痛い痛い痛い！！』

離れろって言おうとするとうちの肩に埋めていた顔をグリグリしてくる。

痛いし恥ずい。

若干普段より体温高いし顔も赤い。

何があった此奴()

『みやびちゃ…』

みやび「とてもよろしい…！！くろよし…！！」

『とよと…』

豊臣「Aちゃん頑張れー♡」

鬼畜しかいねぇのからこのクラス！！！

慈悲を持て！！巫山戯るな！！

上杉「一体黒田はどうしたんだ…？」

『うちが1番知りてえよ、しんけん恥ずかしい』

黒田「…なんだ、俺がデレてなにがわるい？」

『うわちっか！？ちょ、息耳に掛かっちょん！！』

普段よりも少し舌っ足らずになってるし、耳元で言ってくるから確信犯だな此奴！！！

明智「あの皆さん！黒田がいた席にこんなものが…」

明智が小走りで近づいてくる。

手には何やらペットボトルが…。

豊臣「なんやそれ。ちょっと貸してみ」

明智「あ、はい」

豊臣は明智から受け取ると、蓋を開けて匂いを嗅いだ。

豊臣「うわ、めっちゃ臭い！」

『どれ？… これ黒田と同じ匂いなんやけど』

みやび「これは一体…」

上杉「……その匂い、まさか酒ではないのかい？」

「「「『えっ！？！？』」」」

酒井「なぁ俺のペットボトル見なかったかー！？」

うちらが驚いているとドアから酒井が入ってきた。

うちが持ってるペットボトルに目をやると慌てた様に近づいてきた。

酒井「お前それ飲んだか！？」

『うちやなくて黒田…』

酒井「ばっかそれ！親父が俺のバッグに勝手にいれたアルコール度くそ高い酒だよ！！」

お前のお父さん何やべぇ事してくれちゃってんの？？？

上杉「やはり…黒田は酔ってしまったんだね」

みやび「なんと貴重な…！！」

明智「み、未成年飲酒…」

豊臣「何入れとんねん！！」

『嘘だろ』

本人バッグハグして肩に頭乗っけたまま寝てるし。

動こうにも動けないや。

酒井「いつ酒が抜けるかは俺も分かんねぇ…。とりあえず吉岡、頑張れよ」

『はっ？』

それだけ言って酒井は何処かに行った(逃げて行った)。

黒田「…A」

『おわ、いつの間に…』

黒田「お前は、俺の事をどうおもう？」

『んえ？皆ぅ纏めようと頑張っちくるる良い奴…？
(んえ？皆を纏めようと頑張ってくれる良い奴…？)』

黒田「そうか、ありがとう」

ほんとに黒田ですか？()

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