episode17 ページ17
体調も落ち着いていた
りゅうちゃんは相変わらず毎日連絡をしてくれる
時間を見付けては家に来てくれた
そんな平穏な日々が続いていた
はずなのに・・・・
また突然襲ってきた発作の嵐
安定剤を飲んでも、なかなか治まらない事が多かった
発作が起きるのも怖くて過剰摂取したりもしてしまった
タイミング良いのか、発作の時は、りゅうちゃんからの連絡や逢いに来るって事はなかった
だから言わずにいたけど・・・今日は違った
一応もしもの事があったらって事で
りゅうちゃんが来るって連絡くれたら家の鍵を開けとくって約束してた
鍵を開けた瞬間に発作が襲ってきた
玄関で苦しくなり動けなくなって、その場で倒れた
チャイムが鳴ったけど動けずにいると
「Aちゃん入るよー」
って、りゅうちゃんが入ってきた
倒れてた私を見て名前を呼んでくれてたのは、なんとなく覚えてるけど、そこで記憶がなくなった
気が付くとベッドに寝ていた
「あれっ？私・・・」
隆二「Aちゃん!!落ち着いた？大丈夫？」
心配した、りゅうちゃんがいた
A「りゅうちゃん・・・・ごめんね・・・」
隆二「ビックリしたよ。チャイム押しても出てこないからドア開けたら倒れてたから」
A「・・・・」
隆二「発作起きたの久々？」
A「えっ・・・あっ。うん・・・」
隆二「嘘だ。Aちゃん運ぶ時にゴミ箱倒しちゃって見ちゃったけど、あの薬の量は何？」
A「あれは・・・」
隆二「そんな頻繁に発作起きてた？もしかして過剰摂取した？」
A「・・・」
隆二「なんで言わないの？しかも、あの量おかしいだろう？」
いつも優しいりゅうちゃんが怒った口調になってる
返事出来ずにいると
隆二「何があった？俺が支えるって言ったのに、なんで頼らない。
毎日連絡してるのに気付けなかった俺も悪いけど」
A「ごめんなさい・・・・心配掛けたくなくて・・・」
隆二「言ってくれない方が心配するんだから。ちゃんと言って。
後、何があっても過剰摂取はダメ」
A「はい。分かりました・・・」
隆二「本当Aちゃんに、なんかあったら、どうしようかと思ったじゃん。
これからは、何があっても毎日来るから。」
A「でも・・・」
隆二「でもじゃない。」
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しぃたん(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます。まだまだ続きますので、ぜひお付き合い下さい。 (2018年11月23日 15時) (
レス) id: 324645f5eb (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 続きが気になります！次のお話も楽しみにしてます(^^) (2018年11月23日 6時) (レス) id: 0a8bf91ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃたん | 作成日時：2018年6月15日 0時
