【鬼滅の刃】炎柱の恋愛事情

7日目 ページ10

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宇髄「んで、また渡せてないと」


『はい…。タイミングを逃してしまって……』


宇髄「(さっさとくっつけよ、此奴ら←)」






あれ以来、少しだけ煉獄さんを避けている。
あからさまだと申し訳ないから軽めだけど。







『このままだと避けるのも悪化しそうで…』


宇髄「あ、それは辞めてくれ。俺が困る」


『ぇ？』


宇髄「いや、何でもねぇ」



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お嫁さんが居る宇髄さんに頼ってみたけど…。
この人も何だかんだ格好良いんだよな。


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『…柱の皆さんって、格好良い方多いですよね』


宇髄「俺が一番だけどな」


『はいはい、笑』



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それぞれ良さがあって、個性がある。
私には＿＿＿何があるんだろう。


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宇髄「………やるしか、ねぇか」


『はい？』



宇髄「俺様の、ド派手な作戦だ！！」




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………嫌な予感しか、しませんが？？((



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『って、何ですかこれはぁぁ！！』



宇髄「何って後ろから抱きしめてるだけだろ」



『死にます！窒息ﾀﾋします！！』




宇髄「ひでぇな、おい！！」




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ド派手な作戦→抱擁で縁側にすわる。
やっぱりこの人の考え方は分からん！！！


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『うぅ……』



宇髄「お前、異性に慣れなさすぎだろ」



『え？まぁ……それは、』



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あまり深堀されたくは無いな。
てか、あんたには話したじゃないか。


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宇髄「見ろ、」



『！』



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目の前には派手な色に包まれた爪があった。


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『綺麗…ですね、』



宇髄「だろ？」



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よくよくは見たこと無かったけど結構綺麗。
自分でやってると聞いた時は驚いた。


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宇髄「今度お前にもやってやるよ」



『ほんとですか？』



宇髄「おぅ、つか爪ちっさくね？」



『あんたがでかすぎるんですよ』




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なんてたわいも無い話は足音で途切れた。


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「宇髄…」


「『！』」


煉獄「これは一体……どういう事だ？」




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口は笑っているが目は全く笑っていない。
額に青筋を浮かべた煉獄さんが居た。


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宇髄「お、来たねー♪」



『ちょっ！？』



宇髄「Aってちっさくて可愛いよなっ」



『は！？//』



煉獄「(ﾋﾞｷｯ」




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なんか、凄い音したけど…！？


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煉獄「宇髄…貴様……」



宇髄「…♪」




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なんでこの人楽しそうなんだろ…怖。

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