27日目 ページ30
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夢なんじゃないか、と何度も瞼を擦る。
けれど再度瞬いても彼は目の前にいた。
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『な…んで……』
煉獄「君の鴉が此処まで運んでくれたんだ」
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上を見ると満足そうに踏ん反る雅がいた。
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煉獄「それにしても置いていかれるとは!
流石の俺も驚いたぞ!!」
『すみません…本気で存在忘れてました…』
煉獄「!…はっきり言うのだな!」
『えっ、ダメでした…!?』
煉獄「いや!君らしくて良い!!」
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ははっ、と笑う煉獄さん。
それだけで心が軽くなった。
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煉獄「寝坊とは可愛い忘れ方だ!」
『っ!?誰から聞いたんですか!!』
煉獄「君の鴉だ!!」
『雅〜…!!!』
雅「ひぇっ」
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感謝するんじゃなかった…((
すると、周囲の中に一際映える声が轟いた。
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千寿郎「Aさん…!」
『えっ…千寿郎くん!?槇寿郎様まで…』
槇寿朗「お前達は本当に似た物同士だな」
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煉獄家一家が集結。
開いた口が塞がらなかった。
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『なんで…っ、』
千寿郎「飛んで参りました…!」
槇寿郎「付き添おうと思っていたからな」
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2人とも肩が上がっていく。
それだけで胸が痛むほど、嬉しかった。
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炭治郎「Aさんっ」
『ったっ!?たんじっ、』
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その後ろから現れるカラフルな少年達。
隣に並ぶ煉獄さんを見ると、ふと笑っていた
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煉獄「竈門少年達も居れば安心かと思ってな」
『っ…ーーー、!』
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寄ってきた炭治郎は下に散らばる花を、
何も言わずに拾い始めた。
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善逸「はぁ!?なんでお花落ちてんの!?」
伊之助「……拾うぞ、紋逸」
善逸「!…落とした奴最低すぎっ!!」
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善逸が、彼の人達も方を見てそう言ったんだ
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aya(プロフ) - ガチで泣きました!!! 喜怒哀楽揺さぶられまくりました。ありがとうございます! (2021年5月24日 23時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
よつば銀行(プロフ) - 煉獄さんの名前の文字って郎ではないですか?朗になっている所があります。 (2020年12月7日 17時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
raaaaaaam(プロフ) - 幸せな夢を見させて下さりありがとうございます(泣) 久々に素敵な作品に出会えました、、、ありがとうございます、、、。明日からも頑張れそうです笑 (2020年11月20日 3時) (レス) id: c6906907ca (このIDを非表示/違反報告)
サララ - 初めまして!!煉獄さんカッコイイですよね!!映画観ました!!もう炭治郎が泣いているところからグッときました(T_T)これからも頑張ってください!!私、煉獄推しなのでマジで元気になれます!! (2020年11月8日 20時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
Shimo(プロフ) - のんのんのさん» のんのんの様のお言葉、とても嬉しかったです!お名前も書かせて頂きました…(照)こちらこそ大好きです!(( えぇ!?ぜ、是非登録して頂けると有難いです…(泣) (2020年11月1日 13時) (レス) id: 70614544a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Shimo | 作成日時:2020年10月16日 17時