Dead World【Shota.W】3

＊ ページ3

Side恭平


「＿＿＿、＿＿さま、

＿＿お客様、大丈夫ですか？」


恭平「……ん、」


目が覚めると知らない場所にいた。


「すみません。中々目が覚めなかったものですから」


そういう女性には「シノ宮」という

名札がぶら下がっている。


恭平「えっと……」


A「お客様、本日は

どのようにして亡くなられましたか？」


は…………？


恭平「あ、あの、今なんて……？」


A「あ、もしかしてまだご自覚がないですか？

こちらはシ役所。

亡くなった方が訪れる最期の場所です」


な、くなった…………？


恭平「俺、死んだんですか……？」


A「はい。お見受けしたところ

自 殺ではなさそうですね」


恭平「確か、コンサートしてて、

誰かに手を引っ張られて、

そのまま背中に何か刺さって……」


A「他殺の可能性がありますね。

こちらへどうぞ」








A「こちらは他殺課になります。

ニシ畑くんお願いね」


ニシ畑「了解。

こちらへどうぞ」


恭平「大吾くん！？」


え、なんで大吾くんが！？


ニシ畑「えぇっと…………

どこかでお会いしたこと、

ありますか……？」


え、大吾くんやないの？

でも、さっきまで一緒にライブしてたし……。


ニシ畑「もしかして俺のそっくりさんとか？笑

世界には似とる人間が3人おるって

言いますしね笑」


そんな、もんかなぁ？

＊→←23．「俺の居場所【高橋恭平】」(リクエスト)

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