赤と白 6 【ヒロアカ】 (ページ39)

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食事が終わって、

今はみんな片付け中

廊下を歩いていると

冬美「焦凍はお父さんのことどう思ってるの？」

焦凍「この火傷は親父から受けたものだと思ってる。…お母さんは堪えて堪えて溢れてしまったんだ。お母さんを蝕んだあいつをそう簡単に許せない。でもさ、お母さん自身が乗り越えようとしてるんだ。正直俺も分からない。親父をどう思えばいいのか」

と声が聞こえる

そこに

爆豪と緑谷が入っていき

緑谷「聞こえてしまって…ごめんなさい………」

爆豪「センシティブなとこ見せんなや！！」

緑谷「………轟くんはもう許せるように準備してるんじゃないかな」

焦凍「え」

緑谷「本当に大嫌いなら許せないでいいと思う。でも君はとても優しい人だから待ってるように思える

そういう時間なんじゃないかな」

緑谷の話を聞いて

少し腹が立った

私は優しくないと言われてるようで。

まぁ事実だけど他人に言われると腹が立つ

私は焦凍を許す気は全くない

みんなが私を責めても

私は許さない

『(…でも…)』

話の続きは聞きたくなくて

廊下を早歩きしてその場を去る

大嫌いなあいつから貰ったミサンガのついている腕が疼いた気がした