【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

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○月♪日 曇り


反転術式をマスターしてから、なんとなく自分の術式を知覚し始めたきがする。

ちなみに、私が生み出した「虚空」は術式順転らしい。名前決めれば？と言われたのでつけてみた！

──術式順転「虚」(うつろ)

しかし、叫んだのがいけなかった……。厨二病かよ！と、九十九先生に爆笑された。クソッ！




○月◇日 晴れ


渾身のラリアットをかわされた。てか、あの方強すぎませんか？

最近、よく夢をみる。

それも、かなり重要っぽい伏線が散りばめられた忘れちゃいけない系の。

しかし思い出そうとすればするほど記憶に靄が………


まっ、いっかー！





○月＊日
　
　
　
○月♡日
　
　
　
○月◆日
　
　
　
○月★日
　
　
　
○月●日





○月〒日 曇り


実践形式で今日はやる、術式も使っていい。急にそう言われた。場所は先生の研究所の近く、とある森に行った。そこで先生が

──闇より出でて闇より黒く、その汚れを禊ぎ祓え

って言ってた。厨二病じゃん！とか思ってニマニマしてたら、体術と称してボコられた。解せぬ……

結果？勿論瞬殺だったよ！……私がな。


もうすぐ九十九先生に会って、1年経つ……。





★★★


その日の夜


「……あれ？なんだろう、夢かな…？」


今日、変わったことがあるとすれば、術式アリで戦い瞬殺されたってことくらい。それだけで、あとはいつも通り日記を書いて、普通に寝た。なのに…


「……なにこれ、何もない？」

不思議な感じ、夢なのか現実なのか…どっちか分かんない。ふと目が覚め、周りを見渡すと何もない空間が広がっていた。

上手く説明できないけど、なんていうか…目の前に広がっているのは

──虚無


感覚で分かる。この空間は、時間すら存在しない。

そんな中で自分はなんで生きていられるのかな？多分、この空間に何か異物が入り込んできたら『消える』『0になる』『無くなる』言い方は色々あるかもしれないけど、確実に消滅する。


そんな空間に私はいた。しかしそれも一瞬で、すぐに私の意識はこの空間に存在する『』に飲まれ、沈んでいった。






最近、よくみる夢。思い出せなかった大切な事はコレだったんだ。

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