【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

30ページ ページ31

○月＊日 雨


──雨。

お外で遊べないので、私は大人しく教室でお絵描きをしていた。

私、お絵描き結構好き。ルールなくて好きなように描けるから。

そんな感じで楽しく遊んでいた時だった。
(皆は授業を受けてる)

先生に聞こえない声で悟くんが、絵しりとりやろうぜ！って言ってきた。

やだ、私ルール嫌いだから。それに、悟くん授業中だよ？って言ったら、描いてた紙奪われて強制的に絵しりとりが始まった。

次に紙が返ってきた時、新しい絵が描いてあったから、ソレがお題なんだろう。

そんで、悟くんの絵を見た時思った感想。

ナニコレ??

ご丁寧に色まで塗ってある、しかもクレヨンで。赤と青と黄色と…紫？

…え？ナニコレ？宇宙人かな？

私は何なのかすっっっごい悩んだ。それはもう、しりとり2時間続いている時並みに…


それで結局、「駒」ってお題だと判断した。その後、先生にバレた。

当たり前だよね、教室4人しかいないんだもん

そして私はもう、悟くんと絵しりとりをしないと誓った。


ちなみに、悟くんのが描いたのは「筆箱」だって…。




○月◆日 晴れ


雄くんと虫取りした。

いやー、最近は暑いね。教室にエアコンつけないのかな？

まぁ、それは置いといて。ここ(高専)は東京と言えど、森の中。

敷地内に沢山が虫がいる。そしたら、やるしかないでしょ!昆虫採集をさ‼︎

傑くんは任務、硝子ちゃんは虫に興味ない、悟くんはくだらないと人蹴り。

だから、ナナミンと雄くんを誘った。

ナナミンは、暑いので遠慮しますって、言って断られた。

雄くんは、楽しそう!って言ってくれた。雄くんやっぱり優しい、大好き。



○月○日 晴れ


夏だし肝試し行くぞ、と悟くんと傑くんに言われた。

私知ってる、肝試しという名の任務でしょ？行かないよ。

二人は最強なんでしょ？さっさと行って、終わらせてきなよ。

私は、涼しい部屋で待ってるからさ。

しかし、そんな願いも虚しく悟くんに、一人だけ涼しい場所にいさせるかよ！と最低な発言をされ、俵担ぎで任務に連れて行かれた。

その間、傑くんはずっと何かを考えているみたいだった。

31ページ→←29ページ京都校へ出張行くぞ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す