【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

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「先生！犯人探しはやめませんか！」

「悟だな」

それもそのはず、帷を降ろすと言ったのは悟くんだからだ。
悟くん以外は教室に戻り、悟くんはその場で指導(拳骨)を受け、説教の後教室へと戻ってきた。

「そもそもさぁ、帳ってそこまで必要？別に一般人(パンピー)に見られたってよくねぇ？」

戻ってくるなり、悟くんは椅子に乱暴に座るとそう言った。

「駄目に決まってるだろ。呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏だ、そのためにも目に見えない脅威は極力秘匿しなければならないのさ」

「弱い奴等に気をつかうのは疲れるよ、ホント」

「それだけじゃない弱者生存、それがあるべき社会の姿さ。弱気を助け強気を挫く。いいかい悟、呪術は非術師を守るためにある」

「それ正論？俺、正論嫌いなんだよね」

なんか難しい事話してんな〜なんて絵を描きながら思ってたら…

「Aお外行こっか？」

「なんで？授業は大丈夫なの？」

「平気平気。ほら、行くよー」

「はーい！」

まぁ、二人共うるさいなぁって思っていたから、丁度良かった。

教室をでてきたは良いが、その後の事を考えていなかった私達。取り敢えず……

「ジュースでも飲もっか」

「うん！コーラがいいな！」

「ＯＫ、ちょっと待ってね……ほい」

「ありがと硝子ちゃん」

ジュースを飲みました。コーラんまい。そこで硝子ちゃんが、タバコ吸てーって言った。

「タバコ吸てもいいよ？」

「いや、今はAがいるから我慢。アレ、吸ってない人にも有害だから」

「硝子ちゃん、優しいね。タバコって美味しいの？」

「美味しくないからAは吸っちゃ駄目だよ」

「そうなの？なら吸わない〜！」

「良い子」


★★★


ジュースも飲み終わり、そろそろ戻ろっか？となり、教室に戻ったら先生しかいなかった。

悟くんと傑くん、何処行ったんだろ？

「アレ、クズ共は？どっか行ったの？」

「やっと戻ってきたか…二人は任務に行った。天元様のご指名だ。依頼は2つ、星漿体、天元様との適合者…その少女の護衛と抹消だ」

「ついにボケたんですね」

「傑くんが、次期学長って浮かれてる！って言ってたよ」

春だしね、次期学長ってんで浮かれてるのさって、私に教えてくれた。

「違う、とにかく二人は任務に行った。お前達(・)も一応待機していろ」

「「はーい」」

そう言うと、夜蛾先生は教室から出て行った。

……ん？お前達(・)？待って、私も入ってんの⁉︎

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