【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

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○月▽日 曇り


夜蛾さん曰くですね、この近くで呪霊が大量発生していた。しかし、術師が此処に来ても呪霊を発見できなかった。

それどころか、残穢も見つかんなかった。もしこれが、呪詛師の仕業なら、見つけ次第処分しろと、言われていたらしい。

……それ、私じゃん。ちょうど、術式が乱れていた時期とピッタリ一致してる。

それを伝えたら、信じられないものを見たような目で見られた。

取り敢えず上層部に報告すると、帰って行った。


ていうか、正直ヤクザがぬいぐるみ持ってても逆に怖いと思う。私を怖がらせない為なんだろうけど…




○月◎日 晴れ


夜蛾さんがまた現れ私にこう言った、
「高専に入学しろ。オマエに拒否権は無い」


あれ？高専ってさ、ずっと前に先生が……

──高専に頼ったら確実に呪術師になる

って、言ってた場所じゃない？(五話参照)

上層部に昨日のことを報告した、そしたら保護観察処分的になったそうだ。


え？なんで？？

私の術式は残穢が残らないから、もし呪詛師にでもなられたら面倒？

いや、勝手に決めんなよ！

それと、夜蛾さんがうち(高専)に来るか？って聞いてきた。

私はまだ5歳で、高専に入学する年ではないし、こんな研究所で一人は寂しいだろ？そんなに子供を放ってはおけない。

……そんな顔で言われたら、YESしかないでしょ！分かったよ、行くよ！！


ふぅ……さよなら、私の平穏。

さよなら皆、次に会うときは空の上(天国)だね。




○月■日 晴れ


(自称)最強の大切なところを殴ってしまった。明日、私生きてるかな？(震え文字)


高専に保護？された私。なんと夜蛾さんは先生をやっているそうで…

その生徒に会わせてもらった。美人の硝子ちゃん、前髪の傑くん、クズの悟くんって言うらしい。

そこで、悟くんにめちゃくちゃ馬鹿にされた。

「餓鬼」「チビ」「弱そう」等など。流石にムカッとしたので…

身長差的に頭を殴るのは少し難しく、取り敢えず思いっきり拳を振るったら…悟くんの大事なところへ。

その時、硝子ちゃんと傑くんはめちゃくちゃ笑ってた。それはもう、涙を流しながら。

普通、友達って心配するのでは？友達いないから知らないけど。

ちなみに、私のお家は高専の寮！硝子ちゃんと隣の部屋だった。5歳だから、何かあったら直ぐに言えるようにって。

硝子ちゃんは、私の部屋でもいいのに…って言ってた。

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