【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ２【愛され】

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お酒と料理も届き、｢かんぱーい。｣とグラスを交わす。
やっぱり仕事上がりの一杯は格別だ。

二人も、だいぶ疲労が溜まっていたらしく ｢うっへ うまぁ…｣｢っあ”ー…｣とオッサンらしい声を出す。

その事に対してあえて口には出さず、｢ネギマもーらい。｣と焼き鳥に手を伸ばしてパクッと食べた。


タレを食べたので、口の中にぶわぁっと濃い味が一気に広がる。

塩が効いた鶏肉と濃いタレが絡み合って、実に美味しい。
｢んぅ〜！｣と頬を抑えて美味しさを噛み締めた。



｢良平さんのぶ先輩食べてください！美味しいですよ！｣

木｢あーん。｣

｢はい、あーん。｣

木｢…！これはっ…美味いっ？！｣

｢でしょでしょ？当たりですね〜ここの店。はい、のぶ先輩も。｣

岡｢あっ、あーん…｣

｢あーん。ね、どうですか？｣

岡｢ふぉっ！美味しい！｣

｢でしょ！｣



あははと二人の幸せそうな顔を見て笑う。

赤ちゃんが美味しいと示すときに ほっぺに手を当て気持ちを表すが、それと全く同じ行動をしている。

ぶはっ…と吹き出しそうになるのを堪えて、微笑ましなーなんて思いながら、もう一度スマホを取り出す。


シャッターチャンス…と思い、スマホでパシャッと写真を撮った。

｢何撮ったの？｣と焼き鳥をほおばっている岡本に聞かれて、｢二人。Twitterにあげちゃおー。｣と答える。









木｢え、何それ。｣


｢題名、ばぶばぶ。｣


岡｢ほんとに何それ。｣




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