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「……はぁ…………」
ひとまず顔洗ってみたけど解決なんぞするわけがない
いや、これは夢か、夢なのか
頬を引っ張ってみたけど現実らしい……
「あの、何やってるんですか？」
声にびっくりして振り返ると笑顔の悪魔
ん？おかしい、と鏡を見ると悪魔の姿は写っていない
「うつりませんよ(笑)人間じゃないんですから」
もう一度悪魔をみても特に変わらない。
ネクタイが似合ってるくらい
「で、何したいですか？」
『へ？』
「あと5日もしないでこの世を去るんですよ？自分がやり残したこと、考えてみて下さい。
私はそのお手伝いですから。
ではまた。
どうぞ、素敵な現世をお過ごしください」
スタスタと部屋に戻っていく悪魔
それを追いかけて部屋に入ると
消えて居なくなっていた
「現実、だよな……」
再度頬を引っ張ったけど、やっぱり現実だった
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