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さっきより交通量は多く感じた
大型トラックが行き交っている
大通りまて降りてきて２人並んで歩いていた
幼い日と同じく、スキップしながら。
端から見たらおっさんのスキップは気持ち悪いかもしれない
そんなの、どうでもいい
「久々すぎて疲れちゃった」
『私もです』
ぎこちないスキップは昔とおんなじ
ちょっと笑ってしまった
『笑わないでくださいよ笑』
「自分だってわらってんじゃん笑」
はぁ、と息を整えた
たどり着いたのは小学校の校門
そこは俺の卒業した小学校
『うわ、何十年振りだろ…』
校門の側にえる桜の木、花壇には変わらずに色とりどりの花が植えられている
「懐かしい」
『そうですね……』
そう、声を漏らした
「先生、やれて良かったかも」
『高校教師、似合ってましたね』
「翔くんと出会えて良かった」
『………僕も、です』
「翔くん」
「逢えて良かった。本当に。」
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