第193話 逃げられた ページ29
カンナ「今のソウさんは記憶を失ってますが…
メインゲームの時は、本当に怖い人でした。
でも…カンナは思うんです…。
ソウさんがいなければ…全滅してたかもしれないって…」
ソウ「………」
カンナ「ソウさんが…真剣だったのは確かなんです…」
ソウ「…」
…カンナさ、良い子すぎるんだよ。
疑うってことを覚えなさい。
七瀬「…ソウさん、
アナタは、何を考えて行動してるんですか？」
ソウ「…
…みんなと同じだよ。
少し話し込んじゃったね。カンナ、行こう。」
カンナ「え…ま、待ってください。」
パタパタと駆けていくカンナを見送って、ふぅっと息をつく。
…逃げられたな。
数日前の話で忘れていたが、ソウさん、偽名を使ってるのだ。
本名は月見 真…シンさん。
ひょんなことから警察事情にまあまあ詳しい私でも知らないと言うことは、指名手配とか、そう言うワケじゃない。
理由を知れたらと思ったけど…まぁ、どうせ後々みんなに明かされる。
…と、あそこにいるのはQ太郎さん。
そ言えばカイさんの遺志を継ぎたいとか言ってたな、この人。
…ガレキの部屋のこと、言っとくか。
七瀬「Q太郎さん」
Q太郎「ん、なんじゃ？」
七瀬「単刀直入に言います。カイさんのパソコンが見つかりました。」
Q太郎「は…はあぁぁぁ！？そげん大事なこと、なんですぐ言わないんじゃ！？」
七瀬「すいません。取り敢えずサラさんに報告しようとしてサラさん探してました。
で、そのパソコンが妙な場所にありまして。
荒れた廊下の方なんですけど…ガレキが積み上がってるところあるじゃないですか。
あそこの中にちょっとした部屋があるんですけど、そこの機材の上に置かれてました。」
Q太郎「分かったぜよ！
…あ、サラ！」
サラ「きゃっ…！な、なんですか？」
何今の声かわいいんだけど。
Q太郎「うおっと…驚かしてすまんぜよ。
来て欲しいところがあるんじゃき。
荒れた廊下の方へ来てくれぜよ！」
七瀬「じゃー任せますね。私今から昼飯なので。」
Q太郎「おう！メインゲーム中にソウが言ってた事、明らかにしてやるぜよ！」
ひらひらと手を振って、Q太郎さん達を見送る。
…あ。
パスワードのこと言うの忘れた。
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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (
レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの？(*ﾟ0ﾟ*)ｽｯｺﾞｯｲ！ (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます！最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください！(´∀｀) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます！お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2021年10月3日 2時
