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銃兎side
これはあいつと初めてあった時の話。
ヨコハマでこんな遅い時間、
この辺りの制服ではない女子高生が
ひとりぽつんと座る
明らかに怪しすぎるだろ、
無駄な業務を増やすことはしたくないが、
俺も一応警察だからな。補導させてもらう。
俺はその少女に近寄る。
目の前に立ってるのに気づいてないのか全く目線が合わない
俺はいつものスマイルで
「こんな夜遅くにどうしたんですか?
見慣れない制服ですがどこの学校かな?? 」
全く動こうとしないこの女。
顔も上げてこねえ。
めんどくせぇ。牢屋にしょっぴきてぇ。
「私は警察です。あなたは何か悩み後あるんですか?私でよければお聞きいたしますよ。」
すると急に顔をあげる女。
その瞳に俺は一瞬ヤラれるかともった。
綺麗な顔立ちのその瞳は真っ暗な深海のように深く何も読み取ることの出来ない。
「おまわりさんは、この世界は正しいと思いますか?」
初めて話した一言はそれだった。
「さぁ。どうでしょうね。人それぞれではないでしょうか?」
「それ、本心じゃないでしょ。おまわりさんも。大変ですね、。」
そう言ってまた顔膝に落とす。
「何故?私が本心ではないと思うのですか??」
「それはね。おまわりさんみたいな人、私の周りにいるから、それと同じ匂いがするんです。」
この女。一体なんなんだよ、
いつもならば、冷静に対応するはずなのに、
この子には全て見透かされているようで、
素が出てしまう
「そこら辺の、クズと一緒にするなクソガキ。」
「おまわりさんは、相当すごい人だと思います。その私の知り合いに比べてね。」
「早くお前を補導すれば
俺の仕事は終了。
だから早く家に帰れ、
俺は合理的な正確でね...」
俺のことを見てクスクスの笑うガキ。
初めて笑った顔をみた。
「私、こんな世界早くぶち壊れちゃえばいいのにって思うんです。こんなくだらない世界。」
俺の話を聞いてたのかコイツ。
全く会話にならん。だが、
何かを思って発した
その言葉のあと、妙に綺麗に見えた。
「まあ、確かになぁ。こんな世界はくだらない。けどまあ、俺達が変える。」
「そうなんですね!
そうしてくれると。嬉しいです。」
そう言うと俺に向かって優しく微笑む。
無駄に綺麗な顔してんじゃねぇかガキのくせに。
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pon(プロフ) - 最初の方の#2ページの気をつけますのとこが気おつけますになってるのがちょっと気になります… (2023年1月31日 18時) (レス) @page2 id: 62692fc6b2 (このIDを非表示/違反報告)
観原G佳(プロフ) - とても面白かったです!続きがどうなるのか見てみたいので、続編書いて欲しいです!m(_ _)m これからも頑張ってください! (2019年10月18日 19時) (レス) id: 9e096c4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます(><)私もどうなるかドキドキしながら書いてます!!これからもよんでいただいたらうれしいです!!よろしくお願いします(*´ч ` *) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 聖亜@麻天狼 division 推さん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません(;_;)これからはこまめに頑張りますね!!これからも応援の程よろしくお願いします! (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 朧流水斬さん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりになってしまうと思いますがたのしくかいていきたいとおもいます(><) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるはる。 | 作成日時:2018年6月21日 0時