独歩の妹が可愛すぎてつらいんですが。【ヒプマイ】

#45 ページ46

私は死んでしまったのだろうか



体が重く自由が聞かない。



やっとの思いで瞳を開いても




少しの光も見えない。



あれ結局ディビジョンバトルはどうなったのだろう。



私あんなめちゃめちゃにして、、




もう考える力すらもない。





諦めて目を閉じかけたその時









？［ … お前はいつまで

そうやって殻に籠っているつもりだ。］






と声が聞こえた。




きっと同い年ぐらいの男の子の声。




ふと正面を見ると、





目の前に小さな赤い光がゆらゆらと浮いている。





私に何かを伝えるかのように。






？［ もう誰も傷つけないと

決めたじゃないか、 ］






私は両手を伸ばしその光を包み込んだ







『 ･･･ 私、もっと強くなりたい。


この世界を変えるために。

皆に守られてばかりじゃなく。私も･･･ 』



真っ直ぐに暖かい光を見つめて言う。




包み込んだ光はさらに光る力が増した。





？［･･･ 俺は、お前の力になる

忘れるな、

お前は独りではないことを］




そう言って強い光は弾けて消えてしまった




それと同時に私の意識も薄れていった。

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