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#32 ページ32

〔最近Aちゃん。雰囲気が柔らかくなったね〜笑顔も増えて。〕


っと、バイト先の店長に言われた。


確かに、最近は泣くことも少なくなったかもしれない...


それも全部きっとみんなのおかげなんだろ
う。


休憩室を後にして、裏口の扉を開ける。

そこには私もよく知る人物が立っていた。


『一郎さん。』


「...あ、ぁ。元気にしてるか。」


少しぎこちない話し方に少し笑ってしまう。


『ふふ 、、はい。
おかげ様で、
あの時はありがとうございました。 』


「そうか、、元気そうで良かった。」


いつもどうりの笑顔の一郎さんを見て安心する。



そして私たちは駅まで一緒に歩く

この新宿のネオンは未だになれない。



『それにしても、一郎さん。
バイト先にくるなんて
何かありましたか??』


そう私がきくと、足を止めて私に向きなおる。



「少し、お前のことを調べさせてもらった。
あの時の言葉が引っかかってな... 」




そう言ってまっすぐ見つられる。
一郎さんの綺麗なオッドアイに身が固まる。



「お前に、あんな過去があったとは知らなかった。なのに、俺はお前に...」



『っき...気にしないでください。私は大丈夫ですから。』


そう彼に微笑む。


「そうやって
今までずっと1人で抱え込んでいたんだな。」


『...まあ、その方がみんなを守れるから...』



私は視線を落とす。

そう。ずっとそうしてきた。

そうやって生きてきた。

すると急に手を掴まれる。


「...じゃあお前は誰が守るんだ。」


視線を合わせると綺麗なオッドアイにまた心奪われる。

『私は...別に...』


「俺たちが...守る。だからもう1人で考え込まないでくれ。」


まっすぐと見つめられる瞳、


『...ありがとうございます。』


そう言うと優しく抱きしめられる。


一郎さんの鼓動が心地よい。


自然と涙が流れる。





最近、

私には、勿体ないぐらい。


幸せすぎる。


その幸せはとても怖い。

いつか壊れてしまうんじゃないか。


と怯えるほどに。


けれど今だけは、


この幸福に溺れさせて......

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pon(プロフ) - 最初の方の#2ページの気をつけますのとこが気おつけますになってるのがちょっと気になります… (2023年1月31日 18時) (レス) @page2 id: 62692fc6b2 (このIDを非表示/違反報告)
観原G佳(プロフ) - とても面白かったです!続きがどうなるのか見てみたいので、続編書いて欲しいです!m(_ _)m これからも頑張ってください! (2019年10月18日 19時) (レス) id: 9e096c4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます(><)私もどうなるかドキドキしながら書いてます!!これからもよんでいただいたらうれしいです!!よろしくお願いします(*´ч ` *) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 聖亜@麻天狼 division 推さん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません(;_;)これからはこまめに頑張りますね!!これからも応援の程よろしくお願いします! (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 朧流水斬さん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりになってしまうと思いますがたのしくかいていきたいとおもいます(><) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるはる。 | 作成日時:2018年6月21日 0時

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