独歩の妹が可愛すぎてつらいんですが。【ヒプマイ】

#27 リク ページ27

こんにちはー。みなさーん。

これから帰るところなんだけど。

私の近くをみんな避けていきます。

いやね、いつもの事なんだけど、、

それはいつも以上に、遠いんです皆さんが、


だって校門前に...


[Aの姉さん、お迎えにあがりました！！]


ヤクザと黒塗りの車でむかえにきてるんだもの。




お荷物お持ちします。といわれてドアを開けられる。

その奥に、足を組んで座っていたのは、
まさしく




『左馬刻。。。』



ヨコハマディビジョン。碧棺 左馬刻。



｢左馬刻サマだって言ってるだろ、このクソガキ。｣



今日もお口がお悪いようで、、、



｢ぁアん？ なんか言ったか？｣



そう言って私のほっぺを捕まれタコ口にされる



『...痛いってばぁーーー。』



ッチと舌打ちをして腕を組み前に座り直す。





しばらく無言のまま、車はどんどん進んでいく。




｢もう...体調は大丈夫なのか？？｣



最初に話しかけてきたのは左馬刻。


横を見てみると、進行方向をむいたままだ、


心配ほんとにしてんのかな？？


『うん。大丈夫だよ。

それよりきょうはどうしたの？』


学校まで迎えてくるなんて初めてじゃないかな。



｢黙って乗ってろ。｣




そしてまた無言の時間が続く。


実の所、私は左馬刻と仲良くない...と思う。

いや、嫌いとかそう言うことじゃないよ、

ヨコハマに行くといつも銃兎と理鶯と話すことが多くて、

あまり左馬刻と話すことがない。

何を話したらいいか分からない。

なのに今は二人っきり。。。


気まづーーーーーー。



私は車の窓に向かってなんて話を振ろうか悩んでいるのだった。


ーーーーーーーーー


左馬刻side


俺の隣には、Aが座っている。。。


やべぇ。何話そう。

こう、2人でいることもないし、
いつも銃兎や理鶯もいたしこんな会話がないことが無かった。


俺の中では結構喋ってるつもりだったけど、
続かねぇ。。


そう思って横を見ると、Aは窓に顔を向けていた。


窓に映るAの顔を見ると、困ったり悩んだり、何かひらめいたと、コロコロ顔を変えている。


それを見て俺は少し顔を緩ませた。




お前は、俺の前だけでいろんな表情を見せればいいのに。

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