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山田一郎side
今日も買った買った。
新刊のラノベを買って新作のグッツも買うことが出来た。
俺がルンルン気分で歩いていると、
見えずらい路地から声が聞こえた、気になって覗いてみると、見慣れた顔が、
「アンタのせいで私のユウくんが、、、色目使いやがってこのクソ女。あんたなんか社会のクズよ。」
女が1人と男が4人。
そのグループに囲まれてるのはAだった。
その女がAを蹴り飛ばす。
「...っう。...」
「なんか言ったらどうなのよ。もういいわ、あんた達好きなようにしていいわよ。こんなやつめちゃめちゃにして...」
俺はヒプノシスマイクをきどうさせる。
「そうんなことさせねぇぜ。A大丈夫か?」
「...一郎さん??なんで??」
可哀想に他にもやられてたのか、顔や手足に傷が見受けられる。
「テメェら、Aを傷つけやがったな。
タダで済むと思うなよ。今ここで痛い目見してやる。」
俺のフリースタイルを少し聞いただけで即気絶するヤツら。
「テメェら、Aに次手を出したら許さねぇ。」
大丈夫か?とAの方へ駆け寄る。
縛られていた手足をほどく。
「...ありがとうございます。」
「大丈夫...じゃなさそうだな。今すぐ寂雷先生の所へ連れてってやる。」
汚れた制服のスカートをはらってやる。
こんな目にあってるのに、いたって冷静な、Aに少し違和感を感じた。
「お前、何があったんだ。」
話を聞くと、あの女の男がAに告白してきたらしい。
だがそれをその女はAが奪ったと理不尽な勘違いをして、喧嘩を吹っかけられたらしい。
「誰も知らないし、無視するのが1番なんですけど、今回の人は、非常に過激な人だったみたい。」
そう言ってカバンの中に入ってたタオルで顔を拭くA。
今回のってことは、...
「...おい。A、毎回こんな...」
「いつもの事です。心配しないで下さい。」
二郎から聞かされてたけど、こんなに酷かったとは、
「お前は、やられっぱなしで悔しくないのか、辛くないのか、なんでそんな顔してられるんだ。」
そう言うと後ろを向くA
「辛いも何も、そんなのずっと昔から知ってます。
泣いたって。何も変わらない。こうなるならば、人と関わらない方がいい。信じない方が楽なんです。」
振り向くと彼女は微笑んでいた。
だけど、目に溜まる熱いものも流していた。
俺はすぐは何も言うことができなかった。
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pon(プロフ) - 最初の方の#2ページの気をつけますのとこが気おつけますになってるのがちょっと気になります… (2023年1月31日 18時) (レス) @page2 id: 62692fc6b2 (このIDを非表示/違反報告)
観原G佳(プロフ) - とても面白かったです!続きがどうなるのか見てみたいので、続編書いて欲しいです!m(_ _)m これからも頑張ってください! (2019年10月18日 19時) (レス) id: 9e096c4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます(><)私もどうなるかドキドキしながら書いてます!!これからもよんでいただいたらうれしいです!!よろしくお願いします(*´ч ` *) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 聖亜@麻天狼 division 推さん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません(;_;)これからはこまめに頑張りますね!!これからも応援の程よろしくお願いします! (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 朧流水斬さん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりになってしまうと思いますがたのしくかいていきたいとおもいます(><) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるはる。 | 作成日時:2018年6月21日 0時